とある会社の新人君から連絡がきました。

 

それは以前、私がその"とある会社"のパソコンの修理を「どの様に修理を行ったのか?」という内容(請求の内訳を含む)を細かく聞いてきたのです、また加えて請求書の再送付までご依頼されました。

 

パソコン台数や修理の内容が複雑であった事から、修理費用としては決してお安くはありませんでしたが、他社よりは間違いなくリーズナブルな金額で設定をしておりましたので、その辺りは問題は無さそうでした。

 

しかし、今回のご質問の意図は金額や内訳とは全く関係のない事だったのです。その後に「その修理を行ったパソコンに問題が出ているんですよ、なので修理の費用から把握をしたくて・・・」と。

 

んー、これっておかしくないですか?と言いましたよ。

 

自動車で言えば修理工場に車検で点検・修理内容と金額の内訳を聞いてから「車が思うように走らない」と言われると、なんだか理解し難いですよね、最初から「"不具合"が出ているので原因を知りたい」と聞いて頂ければ終わったことなので、こちらが内訳となる請求書をお送りする意味はなかったと思ってしまいます。

 

その不具合の内容は着色しますが、「特定のアプリを使い始めてから動作が非常に遅くなった」との事で、原因はスペック不足という事で解決、それだけです、それ以上の説明は必要はありませんでした。

 

因みに、お見積りの内容に一部をAmazonの商品の売価と比較されると何も言えませんよね、工賃を頂いておりますから。リスクの高いボランティア作業になるのであればお受けは出来ませんし、そもそも商売では無くなってしまいます。ですので最近ではネットでの販売価格を予めご提示する事も増えてますね。

 

またガッカリするのはお見積りの内容に品番を記載して欲しいとのお願いがあり、実際のご依頼が無いままその商品をネットで購入され自身で修理された方もおられます、これは当店が悪いですね、もう品番までは明記しません(笑)。

 

ヒントを聞き出してお金をかけずに答えを導き出す方は、一度でもご利用されてから行いましょうね。美容師さんに「前髪の切り方教えて」とか「きれいにカラーリングが出来るの方法教えて」と電話で聞く方はいないと思っておりますが、それに似たご質問をパソコンの修理や設定の内容で頂くのです。

 

因みにその内容を「ご依頼して頂ければ」ご提案すると電話をガチャ切りされます・・・ごめんね!新人君!はあなたは私の友人ではないですから(笑)