もう4年前の事、郊外の建設会社から一本の連絡がありました。

 

パソコンが50台程の整備の依頼をしたいので視察に来てよ

 

との事で視察も行い、条件も良く、スムーズな作業が行えると思っておりました。

 

しかし、一度目のお伺いを行ってから数日後。

 

ちょっと話があるから◯日の◯時に来てもらえないか

 

との事でお伺いしてみると、同業者となる他社も同席しておりました

 

つまり相見積もりだったんですよね。

 

競合での状況としては大手という事もあり、競合相手はリーズナブルな価格もでしたので当店は病む得なく手をひくことにはなりましたが、当店は基本出張料金と診断料は視察であってもご請求は行っているので請求書を発行しました

 

 

ここで問題が発生します。

 

 

これらは最初のお電話の段階でもしっかりとご説明を行い、ご承諾を頂いてからお伺いを立てたのですが「依頼をしないのになんでお前に金を払わなきゃいけないんだ!」と激高、この「お前」というお言葉には意図的とも言える企みを感じました。まぁ、結果としてこのようなご依頼はお受けしなくて良かったと思いましたよ。

 

つまり大手の企業に相見積もりを行うための材料に当店は無償で使われてしまったんです。また信じられないことに、その後もお見積りの依頼が何度かありましたが、確実のお支払い頂ける案件であっても全てお断りしました。

 

今回、この事を書いたのはこれは説明を行っても意思疎通が行えなかった理由として、反省すべき「当店がそのような(騙せる)会社に見られてしまっている」という所が問題だと言うことです。

 

これを機にホームページの内容を精査して、ブログ主体にしたのはこの頃からでしょうか、当初ではあまりブログ記事を書きませんでしたが「どのような会社なのか?」は会社概要や料金表だけでのホームページでは伝わらないのです。

 

ブログを書くという事はお客様が選考される基準となり、信頼に繋がります。また今回のような相見積もり等を意図的に企む企業からの予防線を張る効果もあるようです。

 

企業としてブログの在り方とは、ホームページの順位を上位に上げる道具ではありません。またアクセス数が多くても少なくてもご依頼の件数にはあまり影響しません。

 

もちろん上位であればご依頼の数は増えるかもしれませんが、日報のような報告をブログで上げていても効果は少ないと思います。それならば企業としての取り組みよりも書き手の方のプライベートの情報を知ることが出来た方がブログという意味としては有意義かと。

 

ホームページは「看板」なだけの時代は終わりました。ホームページからSNSに誘導する前にやるべきことはあるって事なんですよ。

 

 

当店も毎日ブログを書いているおかげで少しずつですが変化してきました、もし参考になれば幸いです。