既存のモノを右から左に流すビジネスは、自分…というものを捨てた方が上手くいくものですね。
会社などの組織に属し与えられる報酬に見合った働きをする場合も…同様に、自分…という拘りをある程度捨てて…協調性を重視してやっていくのが上手くいくものです。その中でも…自分自身の成長の糧を組織の中で…どう見出すかですね。
クリエーターさんも…会社や人から依頼を受けて…モノを作るわけですから…スポンサーの意向に沿ったものを作らないとならないわけですから。…自分という拘りをある程度捨てなければなりません。。売れているデザイナーやミュージシャンは…自分の我儘も通るのでしょうけど。。そうは言っても…所属事務所やスポンサーから…ある程度の制約は受けるものでしょう。

画家として自分の拘りを持って絵を描いて…生きている間には極貧で一枚も絵が売れなくて…亡くなってから高い評価を受けたゴッホのような特殊な例もありますが。。
では、自分の拘りを持って出来る仕事とは…やはり自分が一国一城の主になってやるしかないわけですね。。孤高の人です。
一国一城でも…生活していくためには世間の流れに沿わなくてはならない。。気が付いたら…初期の志は何処かに行って…お金の為に働いている…そんな経営者の話しは山ほど聴きます。

結局…あれこれ…と、隣りの芝は青く見えるものの…
自分の拘りを無くした方が上手くいくお仕事が世の中殆どではないでしょうか。。

では、
お勤めの仕事に意味が無いのでしょうか?…そんな事は無いわけでして。
殆どの人は、経済的な理由…成り行きや…たまたまの流れで…今のお仕事に就ているはずです。よほど好きで自分が納得して仕事に就いている人はいかほどなのでしょうか?

むしろ、
今の仕事や生活を如何に意義を感じて取り組んでいるか?で、随分と運気が変わるのではないでしょうか?
嫌々では…嫌々の結果でしかありません。
上司や同僚とのイザコザは、信仰心を磨くため。
お茶出しで、より美味しいコーヒーを入れようとするのは、芸術性を磨くため。
仕事上で学ぶべきものは、学問を磨くための糧とすれば、
どんな職場であっても…自分を向上する環境になります。

私も…何度も申し上げるように…自分が好きで選んでやっている仕事ではないのです。
私の場合は…神様のお役に立とう!…役に立てる人間になろう!と志した結果が今にあるのです。

経済的な理由や、現実のままならない理由で…必要に迫られて仕事を選んだ。としても、心の持ち様によって、「それが結果的に良かった!」となるものです。。必ず。