先日の夢分析は
ずばりお迎えが来る夢・・・
人と言わず万物は必ず死を迎えなければなりません。
死というテーマの夢についてのシビアなフォーカシングとなりました。
何度か同じシーンを視た・・お迎えの夢だったそうです。
この世の風景とは思えないような・・・美しいグランドキャニオンの様な場所で・・・いつも夕日が差している・・
なぜか
アイスクリーム屋さんがあり・・・真黒なリムジン(霊柩車のような)が停まっているそうです。
いつも車の中から
イブニングの格好をしてシルクハットを被った高貴な感じの男性・・
と、左右に黄色と紫のロングドレスで着飾った貴婦人が顕われるそうです。
話しかけられるのはシルクハットの男性からのみで
「お迎えに来ました」
「天国に行くとは死ぬという事ですか?」
「そちらの世界ではそのような意味になります」
「子供をおいてはいけません」
「そうですか・・・ではまた迎えに参ります」
毎回このような会話が繰り返されたそうです
お迎えに対して
まったく、嫌な感じは無いそうです・・・むしろ・・・すっとリムジンに乗って天国へ行ってしまいそうな感覚に襲われるそうです。
そして
アイスクリーム屋さんに関しても
選びはしたけれど・・・購入には至らなかったそうです・・・
さて、
これらの夢は現実世界において・・・何を示しているのでしょう。
あくまで・・・
心理学的な療法に基づいた夢分析ので、現実生活に及ぶ心理を分析します。
あくまで・・・
アカデミックな夢フォーカシングです。
カウンセリングの結果、
このクライアントのケースは
今の自分の殻や壁を破ってしまえば、
豊かなモノ(アイスクリームが象徴)を手に入れられ、豊かな生活(リムジン、貴婦人が象徴)が手に入れられるかもしれないのに、保身によってそれを越えられない、手に入れられない自分を象徴していたわけです。
天国とは
自分の生まれてきた宿命・使命を生きている中で果たした人が行く場所です・・・潜在意識の魂にはキチンとその事が刻まれているんですね。
もはや・・・今の生き方のままでは・・・使命・宿命が果たせない・・・と判断すると御魂が帰ってしまう事があるのです・・・つまり「死」です。
この世に果たす使命が高い方は、そういう傾向にあります。
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