9月から検査入院していた兄は、10月始めに退院しました。


最初の血液検査でとある感染症・・・書いてもだいじょぶかな?


一応、検索に引っかからないように間に点でもいれてみましょか。





結・・・・・・核 ←これで引っかからないかしら?





が陽性反応で、隔離はされましたが発病・排菌していないので


1週間で隔離は解除されました。


その後、当初の予定通りの検査をほとんど全部やって


今後の治療方針が決まって退院となったわけですが・・・。


晴れてスッキリ退院☆という感じではないです。







検査の結果


もともとの病気は間違いなく「この病気」であることがわかりましたが


新しくできた病巣は、結局何かわかりませんでした。


腫瘍ではないらしい・・・ってことだけはわかってます。


でも一体何なのか。


新しくできた病巣の場所は、脳です。


MRIには何かが写っている。


血流検査などから見ると、腫瘍ではない。


これが何かさらに詳しく調べるには


脳の生検してみないと・・・ってことですが


これがけっこう怖い検査で。


頭蓋骨にドリルで穴をあけて


そこから針を入れて「何か」がある箇所の脳を少し取る。


脳を少し取るので、検査後何かしら後遺症が出るかもしれない。


言語障害とか四肢麻痺とか。


そしてそのリスクを負いながらこの検査をやってみたところで


脳にある「何か」が何なのかはっきりわかるかというと


わかるかもしれないし、わからないかもしれない。


で、兄がこの脳の生検を拒否しまして。


この新しい病巣で今のところ考えられるのは


① 結・・・・核菌が脳に行った


② P/M/L


②がどういうものなのかは詳しく書くのはやめときますが


①でも②でもとても恐ろしいことになります。


この二つの場合を調べてみたら


「生存率が」とかいう言葉が出てきたりして


一度は「兄はもしかしたら長く生きられないのかもしれない」なんて


思ってしまったりもしました。


でも、どっちにしても頭痛や痙攣や麻痺が出てきたりするそうで


兄は麻痺や痙攣もないし頭痛もないので可能性は低いと思われます。


ただ脳の生検をしない以上、


①と②の対策をとって様子を見るそうです。


結・・・・・核は肺や脳に病巣がなくても


陽性反応が出てる以上治療しなくてはならないので


薬を処方されています。


他人に感染させる心配はないので通院でOK。


②については専門の機関に骨髄液を送って検査を依頼中。


でもこれは限りなく可能性は低い。


生検をやった方が早いように思われますが


さすがに私も


「you やっちゃいなよ☆」


とは言えないです。頭蓋骨に穴をあけて脳を取るのは怖いもの。


本人も、結・・・・核の治療をして病巣が小さくならないようであれば


その時は生検やると言ってるし。





ちなみに結・・・・核の患者さんは同居の家族も検査をします。


母も検査しましたが陰性でした。


兄は一体どこで感染したんだろう?







こういうスッキリしない感じなので


母がけっこうまいってしまい、


「どうしてうちの息子がこんな目に合わなきゃならないの」と


めずらしく嘆きモード入りました。


事故に合った人や病気になった人、壮絶な苦労をしている人など


みんな一度はそう思うこともあるでしょう。


「何で私が・・・」って。


でもね、私としては


そういう考えは答えが出るはずもなく不毛だと思います。


何かのバチが当たったというのなら


世の中の犯罪者みんな壮絶な病気になるでしょ?


嘆いたり泣いたりして病気が治るんだったらいくらでも嘆くけど


嘆く時間があるなら「できることは何か」を考えたい。


泣いたって嘆いたって多少気分がスッキリするかもしれないけど


現状は何も変わらないじゃない。





・・・こういうのも励ましてね、がんばってゆくのです。