前回の区切りが終わった後、次回はとりあえず足摺を回って宿毛、行けても宇和島までかなーと思っていたので、今回、こんな長めの区切りになるとは想定しておらず、宇和島以降ははっきり言ってノープランでした。
そこで旅程が決まってよく調べてみたら、結構な強敵(歯長峠)があるじゃないですか!!
しかも台風一過の峠です、そうでなくても荒れてるという話なのに。
でも、本当、便利な時代になりましたね。SNSで検索すれば現在の状況がリアルで分かるという・・・
(ま、もちろん情報の真偽は自己責任ですがね)
そこで某SNSで検索したところ、台風一過後、直近で通った方(Hさん)がおられまして、どうやら行けるみたいだなと思い、頑張ることにしたのでした
(Hさん、その節はどうもありがとうございました)
7:24宇和島駅発の電車に乗ります(7:20)
この日は平日、学生さんの登校時刻と重なったようで、車内は学生さん率高い。
その中で、お一人、見つけましたよ、お遍路さん(先達さん)
やっぱり私と同じ、務田駅で降りられました(7:41)
ここからは遍路道案内もあるし、何より間違いないのは、先ほどの先達さんも前に歩いています。
あらっ、先達さんのお隣にもう一人、女性のお遍路さん(Aさん)が合流してますね。
だけど歩くスピードが合わないので、私はお先に行かせてもらおうと思います。(7:56)
41番、龍光寺(8:02)
ここで、私がお参りが終わって御朱印を頂いていると、先ほどの先達さんたちが来られました。
先達さんがお経を上げられたのですが、、、
私が今まで聞いたお経の中で一番良かったです。何ていうか、抑揚とか、間の取り方とか、ただ者ではない感じがしました
今までいろんな人のお経を聞いてきました。
皆さん、割と控え目に唱えられてる人が多いと思うのですが、団体さんで一斉にお経を読み上げておられるところに遭遇したことがあります。
ま、それはいいのですが、みんな同じように読み上げるので、みゃーみゃーみゃーとしか聞こえなくて、何だかなと思っていました。
日本人って本当、合わせるのが好きですもんね・・・みんなと同じが安心なんでしょうね。
100人いれば100通りの読経があっていいと思うし、ましてや初心者だから小声でぼそぼそ遠慮する必要ないと思うのですが。
まあ、そういう私は前も説明したとおり、写経して納経する派です
さて、すばらしいお経を聞きつつ、次に急ぎます(8:14)
次のお寺も割と近いところにあるんですね(8:45)
42番、仏木寺(9:01)
昨日、務田まで歩いたおかげで、今日は疲れなく順調にきてます。
ここからが本番なので、お参りが終わった後、お寺の前の四阿でルート確認をしていました。
すると、女性のお遍路さん(Bさん)がやって来ました。
高知まで車遍路していたのだが、車が故障して一旦、香川の家に戻り、また高知に戻って歩き続けているのだと。
私はちょっと長めの休憩を取りたかったので、お先にどうぞ~って感じで送り出します。
そこへ先ほどの先達さん登場です。
私が、今朝、電車、御一緒だったんですよと話しかけました。
そして、私は昨日に務田まで歩いたから、今日は宇和島から務田まで電車で来たという説明をすると、、、
「あなた、初めての歩き遍路でしょう?」とおっしゃる。
はい、そのとおりです。
「1回目の人はどうしても「全部歩くこと」にこだわりますからね」と。
この方は、それが良いとも悪いともおっしゃいませんでした。
ただ、自分の場合、初めて結願した後、次は別格も、その次は観音さんという感じで増えていくんです。
自分は遠方から来ることもあって、全部歩いてたのでは回りきれないので公共交通を使うこともありますよと。
本当、お遍路の仕方もいろいろです。一昨日まで一緒だったKさん夫妻もそうでしたね。(9:43)
短い間ですが、数人のお遍路さんとお話ししたり、車で来られた方にも声かけられたり、ルートチェックしつつも、そろそろ行かないとねということで出発(9:53)
さて、いよいよここからですか(9:54)
矢印たくさん(10:01)
なぜか石畳の道(10:05)
キターッ!でも「立入禁止」ではないということか(10:07)
うおーっ、これはこれは(10:08)
でも、はしごなどの迂回路を慌てずに進めば大丈夫でした、まあ、自己責任ではありますが(10:11)
はい、左ですね(10:14)
峠の前半はこんな感じが多かった(10:25)
車道に出て来ました(10:27)
休憩所発見!少し早いですが、昨日コンビニで調達しておいたおにぎりでカロリー補給をしようと思います(10:34)
長くなったので後半につづく・・・