連日その威力の強さと被害(予想も含めて)の大きさが報じられる台風10号。

 

九州地方での被害などがTVで報道され、印象的な映像が放映され、恐怖感や不安感を視聴者に持たせるでしょう。

 

もちろん、なんでも楽観視していいと言うつもりはありません。

反面、過剰に不安になりすぎて自身で考えることを放棄するのもどうかな?とも思います。

 

報道番組などでは、その道の専門家が出演し現況などを教えてくれます。

そして「こう行動しなさい」と言わんばかりのアドバイスを提供してくれます。

 

「TVで誰々が言ってた」「ネットでこう書いてあった」よく耳にする言葉です。

 

知識を得ることは大切です。しかし、それを精査せず鵜呑みにしてしまうのはどうでしょう。

 

誰かの指示で動くのは、とても楽です。

しかし、その指示がなくなった途端、自分で考えて行動することが出来なくなってしまうのもよくある話。

 

情報とは知識であり、インプット。

その情報をどう使うかは知恵であり、アウトプット。

私はそう考えています。

 

有事に限らず、日常でも様々な状況が目まぐるしく変化しています。

その中で有益な情報と同時に、悪意のある情報があることにも意識をもつ必要があるのではないかと考えます。

 

数十年に一度と言われる台風。

どうか一人一人の力が合わさって、大きな力となって、最小限の被害に留めたいものです。