人って、個人個人で様々な才能というか、能力を持っています。

歌がうまい、力持ち、足が速い、鼻がいい、愛嬌がある、言い出したらいくらでも出てきます。

 

そしてこれらの能力は、すべて使う相手があって初めて機能します。

どんなに歌がうまくても、聞かせる相手がいなければ始まらない。

足が速いって、比較対象がいなければ速いかどうかもわからないし、速さを認めてくれることもない。

 

能力って、きっと自分のためではなく、誰かのために使う、その為に与えられたものなのだな、って思うのです。

 

その誰かとは、より多くの人のほうが良いのでしょう。それこそ世界中の人だったら最高!

でも、「こいつの為に汗をかいてやりたくなんてない!」って思う相手もいますよね。

私はそういう部分があります。

 

それは仕方ないかな、って思います。だってどうしたって好き嫌いはあるから。

人が感情を持つ生き物である以上、致し方ないかな、と。

 

職場でもいろいろな能力を持った人が集まってます。

集団である以上、リーダーがいないとまとまりません。

 

そのリーダーのするべきこと。

 

「このリーダーになら、惜しみなく自分の能力を使いたい」と思わせることではないでしょうか。

 

リーダーは仲間一人ひとりの能力(その人のいいところとも言えるかな)を見出し、その能力を十分に発揮できる場を作ること。

 

これこそがリーダーのするべき役割ではないかと思っています。

 

常に率先して汗をかいて、作業しまくるのがリーダーの役割ではないし、また、リーダーに選ばれたから偉いわけでもないですよね。

 

人はそれぞれの集まりの中で、それぞれに役割を担っています。

 

さぁ、今日も私の役割を果たしに行ってきますか!