【戦国時代 妄想ぶらぶら旅】兵庫 伊丹市

昨日2月27日は仕事にて兵庫県伊丹市に

参りました

去年2017年のこの時期、尼崎市や

住まう地元の史跡を巡り書きました

『戦国時代妄想旅』の“続き”となります🎵

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JR福知山線 伊丹駅を下車🚆

西側に出まして高架歩道を渡りますと

すぐ目の前に

『有岡城跡🏯(伊丹城)』がございます。

🔷伊丹城について⇒　https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E4%B8%B9%E5%9F%8E

🔷有岡城の戦い

⇒　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E5%B2%A1%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

築城当時は、まぁ普通に考えて

｢野面積み(穴太積)｣のはずですので

公園の石垣は公園整備後の新しい石垣です

石段を登りますと記念案内プレートと共に

敷地跡の北側奥に、築城時かその後の

古い時代のものと思われる野面積み石垣が

一部保存され見学することが出来ます

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🔷有岡城https://senjp.com/arioka-2/

有岡城は元々伊丹氏がこの地に築城し

支配していた伊丹城を、1574年に

織田家家臣の荒木村重が攻め落とし、

大改修の上「有岡城」と名を改めたことに

始まる。

戦国時代には珍しい惣構えの広大かつ

堅固な城であったという。

その後村重は、信長に対し謀反を起こし

信長の大軍に包囲されるも、1年近く籠城で

持ち堪えましたが、最終的に村重は尼崎城へ

逃亡、有岡城は開城し廃城となった。

･･･とあります

🔷荒木 村重（あらき むらしげ）⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E6%9C%A8%E6%9D%91%E9%87%8D

▼有岡城跡から伊丹駅方面の風景

戦国時代の大名 荒木村重が治めた時代は、

西側今の伊丹市繁華街から、

東はイオンがある辺り～猪名川川沿まで

広がる相当な規模の大城だったようです。

今は駅前の一部に、往時を偲ぶ事も

困難な程こじんまりとした遺構を見るのみ

です

🚶

城跡公園を後にし、阪急伊丹駅方面に

向い歩を進めます

約2～300㍍程で伊丹市美術館が併設された

「みやのまえ文化郷」の施設の一画が

見えてきます

現在、神戸市灘区～東灘区・西宮と渡る

🍶日本酒生産地域があまりにも知られて

おりますが、

有名な酒造メーカー『剣菱酒造』は

最も古い伊丹郷発祥の酒蔵で、

古い伊丹地域は日本酒発祥地と

言われていますのは周知の所です

東大阪の『鴻池新田』を開発した

鴻池家もそうですが

現在の伊丹市辺りの発祥ですね。

そんな盛期の様子を垣間見る事が

出来ます『伊丹郷町館』に立ち寄ります

旧豪商や酒造に関係した商人の屋敷跡を

整備し公開していまして、月曜を除いて

入場無料で公開されています

醪(もろみ)を絞る道具類です。

ふっとい『男柱』は震災後の発掘で

見つかったものだそうです。

……………………

資料館を後にしまして

改めて戦国時代の名残りがある場所へ

向います

伊丹シティホテル南にある『墨染寺』

京都に墨染と言う地域がありますが

元々そこにあった寺が墨染寺で、

そことの縁も多分にあります。

そのお寺さんの辺りに

『 上臈塚砦』と言う有岡城の出城が

あったらしく

墓地には『女郎塚』が祀られております

この地もしくは尼崎 立花の七松で、

荒木村重に与した一族の多数の女性達が、

織田信長方に炙刑に処せられており、

その供養塔がございます

丁重にお参りしてこの地を後にし

一先ず伊丹市内の小さな旅を終えました

ちなみに…

『剣菱』のロゴマーク

意味があるらしく･･･

上のひし形が男の象徴で…

下は女性の象徴だそうです