今、私がこうしてパソコンに向かっている横で、ハズバンドはテレビのサッカー中継をデレーっと見ている(彼はちょっと酔っ払っている)![]()
サッカー好きの人にしてみれば、4年に一度のワールドカップを無視し、ブログを書いている人間が信じられないことだろう。
でも、今やってるの、日本戦じゃないしさ…。日本勢ががんばっているなら、さすがに私もテレビ見ますよ![]()
ちなみに言えば、こんな私も若かりし頃はJリーガーの妻になりたいと夢見た日があったっけ…。Jリーガーに熱をあげた時でさえ、サッカーのルールを理解しなかった私は、よっぽどサッカーとは無縁なのかもしれない。
話はさらにサッカーとは無縁になるが、今日は妹の誕生日で、父はすかさず彼のホームページにそのことを書いていた。
妹が生まれた頃を振り返り、出産前後で母が入院している間、父と当時4歳の私は二人暮しをしていたはずだが、そのときの記憶がまったくないと書いている![]()
言われてみれば、こちらもそう。そこんとこの記憶がすっぽり抜け落ちている。家で二人で食事した記憶もなければも、父に寝かしつけられた記憶もない。かといって、祖父母の家に泊まっていた記憶もないので、ナゾは深まるばかり。一体どうやって生活していたのかしら。
ついでに、妹が生まれて、ちっちゃい目新しい生物がうちに戻ってきたという感動や感想もぜんぜん思い出せない。一般的によく耳にする「お母さんをとられちゃう!」というジェラシーを感じた覚えも、これっぽっちもない。
覚えていることといえば、母が入院中、保育園に持っていった祖母が作ったお弁当。白いごはんに赤い小魚の佃煮が入っていて、その色のコントラストがとても印象的だったようで、今でもなんとなく思い出せる。器用な母が作るお弁当と、おおざっぱな祖母が作るお弁当は、幼心にもまったく違うテイストをかもしていた。
長い間、奇妙な生物だと思っていた妹も、気付けば20代後半になり、ジュエリーデザイナーという大変響きの良い仕事についた。
先日もお友達のエンゲージリング とマリッジリングを作ると聞いて、姉のほうもまたしゃしゃり出ていった。
総製作時間、丸2日。(手芸が苦手だから時間がかかる。)
ジュエリーの小袋、第2弾、できたど~~![]()
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この度ご結婚された妹のお友達のSakiちゃんには、かなり前にお目にかかったことがある。「幸せになってね
」と思いを込めて、彼女の名前と、結婚式で頭につけていたというボルドーのリボンをイメージして、刺しゅうした。
「そういえば、Sakiちゃんって、本名なんていうんだろう
Saki子かな?いや、Saki恵?」
Sakiとがっちり刺しゅうした後、確認のため、妹にメールで聞いた。
「XX子だよ。」
返ってきたそっけないメールに目を疑った。
Sakiなんて、名前のどこにも入っていない![]()
今までずーっと彼女のこと、Sakiちゃんって呼んでたじゃん![]()
あたしはずーっと聞き間違えていたのか![]()
・・・
聞けば、Sakiちゃんっていうのは、苗字のほうからきているニックネームだそうだ![]()
週末をまるまる小袋に費やして、首と肩はコリを通り越した日頃感じたことのない痛みを放っている私には、もう名前を刺しなおす気力はなく、申し訳ないと思いながら、ニックネームを堂々と刺しゅうした小袋を完成させた。
例えば、小林でコバとか、渡辺でナベと呼ばれているなら、私もすぐに気付いたのにね。ごめんね、Sakiちゃん。勘弁してね。(ここで、こんなこと書いちゃったことも堪忍してね。)
こんなふうに、姉妹はおちゃめやらかしながら、ジュエリー作ったり、ジュエリーの小袋つくったりしています。どうぞよろしくお願いします。
