なぜ、私はこうして金曜の夜、飲酒の後にパソコンに向かっているのか?
夜中書いた手紙は、翌朝読み返すべきだと言う。夜は人をおかしくする。やたらとセンチメンタルなことを書いたりする。飲んでいればより一層。
こんな状態で、ブログなんて書くべきではありません![]()
だって、感傷的なんだもん![]()
私、なんか悪いことしたか…??と思う今日この頃。
約一時間近い通勤電車では、十中八九、私が立っている座席の隣りの席ばかりが空いて、私の目の前の人は私と同じ駅まで乗ってるし、会社のお盆休みのスケジュールは突如変更になり、休みが長くなってありがたいんだけど、それならそうと早く言ってくれよ…と
休みがあれば、私、できるだけ長く札幌に帰省したいのよ。もう飛行機、特割りで買っちゃったから変更もできないしさ![]()
こういう愚痴は、酒のつまみに内輪で言っていればいいわけで、いちいち公表しなけりゃいいのに、ついつい書いちまった![]()
ブログは、人に見てもらうための文章だと思っている。自分の備忘録をかねてというよりは、こうやってネットにのせる以上、人にみてもらうことが大前提だから、読んだ人が、少しでもいい気分になるようなものを書きたいと思っている。自分の日常のできるだけ良い部分を切り取って、小話を書きたい。が、今宵、これは完全に酔っ払いの戯言![]()
もう一つポリシーがあって、芸能人みたいに「今日、誰々に会った。」とか「今日、どこどこへ行った。」とか、チロっ書いて、スペース、スペース、写真、みたいな文章はやめようと思っている。
芸能人はそれでいい。ほえ~、誰々と誰々はプライベートでも仲良かったんだ
とか、この人がこのお店で買い物してるんだ
とか、それだけでネタになる。人の興味をそそる。
でもさ。私がそれを書いたって、なんのネタにもなりゃしない。
と、酔っ払うたびに(素面でも)、「私はこう思うのよね。」と桃井かおり口調で人前で語ってきたが、実はこの考えには元ネタがあったことが発覚した。自分のオリジナルではなかったのだ![]()
約二年前に「林真理子の名作読本」でオススメされている54冊を読破しよう!プロジェクトを開始した
今、ようやく30冊くらいは制覇した。この本の最後に、「林真理子の文章読本」というおまけがついていて、真理子センセイが文章を書くノウハウを書いている。
久々に、このノウハウを再読したら、私の思想がそっくりそのまま書いてある
私が偉そうに語っていたポリシーは、完全に真理子先生の思想だったのね
私のオリジナルではなかったんだ…![]()
・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・・
第6章 勘違いの文章
…世の中には「知らせる」だけで、価値のある人々がいくらでもいる。ところがふつうの人はそうではない。…もう一回言おう。「誰もあなたのことなんか知りたくないのだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無意識のうちに、この思想が私のなかに刷り込まれていた。よっぽど響いたらしい。
センセイいわく、ふつうの人は「ふつうの人の世界ならではの面白さ、共感の場所へ読者を引っ張り込むことが大切」だそうだ
ま、ブログなんだから、そんなに難しく考える必要もないんだけどさ![]()
家族や友達との交換日記みたいなもので、良いコミュニケーションツールになっているし、知り合いの近況を知るのは楽しい
離れて暮らす両親の安全確認みたいなところもある。
酔っ払いは酔っ払いなりに、小難しく物事を考えている。
ブログで人にからんでいるようなものか…![]()
