またやっちまった…、散財![]()
どうしてこうも一瞬にして、たががはずれてしまうのか。
今日は、お昼から雨の中、家から歩いて5分の歯医者に行って来た
歯のクリーニングとトリートメントなるものは、正味30分で終了。
帰り道、昨日読み終えた渡辺淳一の本に痛く感化された私は、彼の代表作の一冊でも買って、家でゆっくり雨の土曜を満喫しようと、駅ビルの本屋に寄ったみた![]()
そう
昨日は、妹の彼からいただいた招待券で映画「旭山動物園物語」を観に、会社帰りに新宿に寄った。映画まで少し時間があったので、伊勢丹をふらっとしたのだが、私、完全に乗り遅れていた
悲しいくらいに、ファッションの波に乗り遅れていることが、よぉく分かった。
一時は狂ったようにファッションに執着し、数々のファッション誌をチェックし、前日から翌日着る服を選び、靴からバックまで一通り鏡の前で合わせていた私は何処へ
今じゃ、全身チェックすることも稀だし、この二年、通勤バッグもまったくもって変えていない
ファッション誌を買ってもサラッとページをめくるばかりで収納場所に困るうえ、雑誌に投資する分、少しでも洋服を買うお金の足しにしたほうがいいだろうと、最近ではファッション誌の定期購読もやめた。
そんなことを繰返していたら、ファッションのトレンドはまったく分からなくなっていた。そして、自分はまったくお洒落に気遣っていない、ということまでもが分からなくなっていた
伊勢丹、行ってよかったわ
目が覚めた。こんなことでは、いかん
と、前置きが長くなってしまったが、ファッションをお勉強するため、本屋でファッション誌も買いたかったのよ~![]()
時代の波にも乗り遅れ気味の私は、ネットショッピング全盛のこの時代に、本は本屋で、CDはCD屋で買う、なんともアナログ人間。本屋をふらふらして、面白そうな本を探すのが大好き。
本屋に行っても、全然ツボをつく本を発見できないときもあれば、面白そうな本ばかりが目につくときもあるが、今日は後者の方であった
本屋に行ったのが久々だったということもあるけれど、欲しい本が目白押し![]()
「これ、読みたい」、「おっと、これも前から気になっていた」、「これは必要!!」、買いたい本がどんどん増えていく。途中からもう腹をくくって、今日は欲しい本は徹底的に全部買うことにした![]()
2時間1800円(この頃は正規料金で映画観たことないけど)の映画に比べて、500円の文庫一冊は少なくとも2時間は楽しめる。本は映画よりも経済的な娯楽である、というのが私の自論。働く女は忙しいから、本屋に寄る時間もあんまりないもん、と自己正当化が続く。古本屋なんかに行けば、もっとお得に本を入手できるんだけど、今日ここで出会ったのも運命さ、と送料無料になるくらい買い込んでしまった![]()
雨の中、この本たちを持ち帰るのが重いこと、重いこと。晩ご飯の食材の仕入れも断念して、直帰です、直帰。本って、こんなに重かったのね![]()
もうすぐ午後4時半になろうとしている。これから、掃除、洗濯、料理でしょ~。もちろんワインを開けてチビチビやって…って、もう一回買出しも行かなくてはならないのか
せっかく張切って買ってきた本に手をつけられるのは、何時になることやら。

