仕事中、後ろの席の同僚N子ちゃんから、
「仕事中にホント悪いんだけど、今、大丈夫ですか
」
と、お声がかかった。
「なに、なに
ぜんぜん大丈夫
」
と、待ってましたとばかりに振り返ったら、
「今日のおじさんのホームページ、見ました
」
と、笑っている
N子ちゃんはいつも、うちのパパちゃんのホームページ(いわゆるブログに値すると思うが、形式としてはホームページ)を、娘の私以上にまめにチェックしてくれている。大変ありがたいことである![]()
そこに書かれていたのは、
「娘のブログの筆が止まったような気がする」ということであった
「ネタはありますよねぇ~
ブログを書く時間がないだけだって、おじさんの誤解を解いたほうが、いいんじゃないですか
」と、N子ちゃんは心配までしてくれた。N子ちゃんは、本当に本当に優しい人なの![]()
…そうね。確かに、最近、私のブログの更新頻度は落ちてるわね…![]()
とにかく、私の作文には時間がかかる
そりゃぁ、ヒドイもんだ。自分の備忘録を兼ねて、なんて言ってはみるものの、こうして人の目にもとまる以上は、やはり備忘録の域を超えている。自分の手帳に書きとめる日記ではない訳だし、チカラ入ってしょうがないのよ。。。
それにひきかえ、うちのパパちゃんは、さらっと15分もあればホームページの文章を書けるという。年末年始に帰省した私がブログを書く様を見て、「ずいぶん時間かかるんだな
」と驚いていた。思い起こせば、彼のホームページのキャリアもなかなか長い
継続は力なり。私もそのうち、あっさりサクっと文章を書けるようになるかもしれない。
私のブログも、かれこれ5ヶ月
文章を書くのは自分で認識していた以上に好きだったし、ブログを始めたことには我ながら満足してるの![]()
瀬戸内寂聴の「生きることは愛すること」という私のお気に入りの一冊は、高校生から寄せられた質問に彼女がこたえる問答集であるが、わかりやすいし、押し付けがましくないし、ユーモアにあふれるし、とても好き。そのなかで、「戦争への反対など、自分の力ではどうしようもない問題に、どう向き合えばいいのですか」という質問がある。
そう、この質問
いまだに私も答えが分からずにいた。小学生か中学生のとき、学校の先生に質問したら、「君はどうすればいいと思う?」と逆に質問が返ってきて、それ以来ずーっと分からずにいた。
瀬戸内寂聴のこたえ、「おかしいと思うことや、ヘンだと思うことには、その問題にたいして自分がどんなに非力だと思ったとしても、自分にできるやりかたで、自分の意思を表明すべきなんです
」
ほほーー。なるほどーー
と思った。まぁ、ブログでそんなに大きな主張をするわけでもなく、いいな
と思うことを綴っている程度で、なにもここでこんな大袈裟な話を持ち出すこともないのだが、私にできるやりかたで、私の意志を表明するという点では、ブログを始めてとても良かったと思っている。個人的には、前進です![]()
しかし、まるで親子の交換日記のようにだわね~
ニューエイジの文明の利器に感謝したほうがいいかもしれないね。