令和6年度のシステムアーキテクト試験を受けてきました。
今回で3回目です。
↓スマホだとページ内リンクが起動しないみたい😰
目次
試験前
12月ごろから休日も自宅でサービス残業がひどかったです。
労働組合が定めている残業時間の上限を超えてしまうということで、
自宅で仕事をしても残業をつけることができないという仕組みです。
土日は図書館に行こうと思ったら
会社から連絡があり、
「月曜朝までに対応すること!」
みたいなことが多く、なかなか勉強どころではありませんでした。
4月に炎上プロジェクトが終わり、
別のプロジェクトに参画することとなりましたが、まだ前のプロジェクトから
「ヘルプで手伝ってほしい」
という電話がかかってきます。
試験前日にもいつものように会社から電話があり、
「日曜日、出社してほしい」😎
とのことでした。
情報処理技術者試験なので言う理由でお断りしました。🙇♂️
ドタバタの中、なんとか試験を受験でき良かったです。
しかし、情報処理試験を理由に仕事を断る日が来るとはね・・・
とはいえ、試験3回目で、
特に2回目受験は十分勉強時間を確保できていたので
この半年間はその時に作成した論文の復習や午後1のテクニック中心に勉強しました。
試験当日
私が受験した会場ではシステムアーキテクト試験の申込者19人くらいで
受けに来た人は9人しかいませんでした。
私がいた列が前後すべて空席で、前後がいなくて快適でした。
受験番号が早い番号は席が埋まっており、早く申込をした人はやる気があるので受験しに来ますが
ぎりぎりで申し込んだ人は受験放棄率が高いようです。(個人の感想)
それを見込んで前回試験から意図的にギリギリで申し込むようにしています。
おかげで前回の秋試験は教室の一番後ろの隅っこだったり、
今回は周りが空席で快適になっています。
午前1~午後2の感想
午前1
秋試験に午前1目的でエンベデッドシステムスペシャリストを受験して免除を獲得していました。
今回、午前1の勉強まで行う余裕はなかったので、先に受験しておいて大正解でした。
午前2
昼休みなど利用して、ネットで10年分は解いておきました。
結果、72点
前年度は過去問のオンパレードで午前2の通過率が90%超えでしたが、
今回は過去問は10問程度になり、いつも通りに戻った気がします
おそらく通過率85~89%くらいではないでしょうか。
午前2の通過率が異常に高いと午後1の競争率が高くなるので困ります。
午後1
2年連続で午後1で落ちており、鬼門です。
今回はアイテックの重点対策をメインに勉強しました。
重点対策は午後1のテクニックが多く掲載されており、午後1が苦手な人には良いですね。
特に、問題の選択方法のアドバイスも役立ちました。
いかに難易度が高い地雷問題を選択しないことが重要となりますが、
問題文の文字数が多い問題は難易度が高い傾向があることや、
ページ数が同じでも、文字を小さくして無理やり同じページ数に押し込んでいるケースもあり
そういう問題は難易度高いそうですので、参考になります。
本番の試験では問2,3を選択。
システムアーキテクトはここ数年は1問6ページなのですが、
問3はページ数が5ページと珍しく1ページ少ないため、簡単だと思い選択。
実際、読みやすい問題で時間にも余裕がある感じでしたが、
解いた後失敗したことに気が付きました。
「下線④について、変更する機能を表2から2つ答えよ」という問題で
2つ答え、変更内容も40字で記載したのですが、
下線④の直前に、「これらの機能のほかにも2つの機能を変更する」と記載があり、
私が解答した機能は既に問題文に書かれており、これらの機能以外の他の機能を答える必要がありました。
慌てて、消しゴムで40文字×2問を消し、解答しましたが、
10分くらいの時間ロス。
1問解き終わった時点で50分経過していました。
問2は時間がかかる問題でなんとか効率的に回答でき、
時間内にだいたいは解答できました。
結果、自己採点で問2,3ともに65~70%くらいでしたので
今度こそは午後1通過できると信じたいです・・・
心配なのが、問2を慌てていたため、手が震えて
字が汚くなったりしてしまったことですね。
午後2
事前に今回の論文テーマは
「移行」が出題されると考え、
試験直前は「移行」の問題を重点的に復習していました。
移行の問題は平成21年、28年と出題されて以来、出題されていないのもあり
みよちゃんがおととしくらいから予想していたのと、
アイテックの過去問集の予想問題も「移行」の問題を予想していました。
(おそらくアイテック模試と同じ問題)
さらに、去年の午後1の問1は「移行」でこれが今年の論文の布石だと考えました。
平成27年の午後1に移行の問題が出題された翌年、午後2でも移行の問題が出ていましたので。
しかし、本番試験では移行問題ではなく、下記でした。
問1:最先端技術の適用という問題で
認識AI,生成AI,RPAツールを業務に適用した経験でした。ここ3年くらい、問1はDXの問題が続いているので、意外性はありません。
去年の受験時の時、RPAネタを準備していたので、そのテーマがはまりました。
アイテックの「合格論文の書き方事例集 第6版」の
令和4年問1のRPAのサンプル論文があり
これを流用して自分の書きやすい業務に書き換えて準備していました。
実はこのRPAのサンプル問題は
ITストラテジストの令和元年午後1問1の内容なんですね。
ITストラテジストのこの問題を参考に論文を準備していたおかげで
今回、無事に書ききることができました。
一応、RPAの開発自体はあまり経験はないものの、使ったり仕組みを教わったことはあったので
その経験も役立ちました。
問2のバッチ処理の設計は、過去問にもなく、
未知の問題ですね
私はそれほど大きなバッチ処理の経験がなく、話が思いつかなかったので
問1のRPAに助けられました。
一応RPAも最先端技術の仲間に入れてもらえてよかった。
今後のシステムアーキテクトの午後2論文対策としては
DXの問題で準備しておくことが良いかと思いました。
いやー、今回で受かりたい・・・
そして、情報処理試験は卒業したい。