先生には絶対に、逆らってはいけない。
先生の言うことは、絶対に聞くべきだ。
先生は怖いくらいがちょうどいい。
そういう価値観の親がいることに
やや疑問を抱えていました。
先生でも間違ったことはするし、
必ずしも100%正しいわけではない。
と思っているから。
たまたまYouTubeに出てきた
こちらの動画を見て、わたしが今まで抱えていた疑問が解決されました。
1,913年(大正2年)に起きた
死亡事故の解説動画です。
台風が酷くなってきたから
先生が下山の指示を出すものの
いやだ!と
勝手に山に登り始める子どもたち。
子どもたちの希望を優先した結果
11人が亡くなってしまう事故です。
こういう事故があると、
「先生の言うことは守るべき」
「先生には逆らってはいけない」
「脅してでも言うことを聞かせるべき」
などという価値観が生まれるのも理解できる。
命に関わることだから。
この動画では、下山のするときに、
生死を分けた選択が出てくるのですが
●Aコース
→道に迷うリスクはないが、風や雨が強い道
●Bコース
→道に迷うリスクはあるが、風や雨を受けにくい道
あなたなら、どちらの道を選ぶ?
わたしなら、慣れない山で
迷うかもしれないリスクの方が怖いので
迷わない道を選んだと思う。
結果、
Aコースから下山した人は全員死亡。
Bコースから下山した人は全員生還。
もう、いろいろとゾッとする話で
かなり私の、価値観や視野を広げてくれる
動画でした。
わたしは海側育ちで
山への知識やリスクを全く知らないので
理解できない部分が多い話でしたが
こういう過去があったから、
こういう教育論ができたのか。
と納得できる部分も多かったというか。
過去の出来事から学ぶことって
たくさんあるなと思い、
非常に興味深かったのでブログにも書いておきます。
過去の死亡事故の解説動画
興味ある人は見てみてください。
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