ついにと言うべきか、いままでよく続けてくれたなというべきか、来るべきものが来てしまった。

 

パイオニアが光ディスク事業から撤退。BDドライブ&ディスクは在庫限り

 

そりゃそうだ。

あのソニーがブルーレイディスクの生産をやめてしまうのだから。

映像に限らず、音楽も配信、サブスクが主流の時代。

光学ディスクの時代が終焉を迎えようとしているときに、光学ディスクでしか入手できない音源がどれだけあって、その音源が収録された音楽CDを精密に読み取る需要自体がどれだけ残っているだろうか。

しかし、光学ディスクドライブ自体はまだまだ必要であり、製品としては残っていくだろうが、高性能で高価な製品が淘汰されてしまうのは、どの分野でもあることだ。

 

自分の場合は、PCを内蔵ドライブが搭載できないタイプにしてしまったこともあり、パイオニア製の内蔵ブルーレイドライブBDR-S11J-Xをラトック製のドライブケースに入れて使用している。

ドライブの組み付けは自分でできるので、流通在庫があるうちに予備のドライブを買っておくという手もあるが、このニュースが流れてすぐに確認したが、新品の在庫はすでに入手できない状態だった。

 

こうなったら手持ちのドライブを大事に使っていくしかないが、購入してから既に6年。

音楽CDだけではなく、映像ディスクを読み込ませることが多いので、現在使用しているドライブも使用頻度もそれなりだから、あと3、4年は使えるとしても、その先は分からない。

現時点で入手できる光学ドライブも、サードパーティー製が多く、ドライブの製造元が内蔵ドライブの製造自体をやめてしまったら、ドライブケースも使えなくなってしまう。

後に残されるのは、安物の外付けドライブということになるのだろうか。

PC用で書き込み可能なディスクを使うことは今後もうないと思うが、書き込みができなくても音楽CDやブルーレイディスクの読み込みができるドライブがないと困る。

映像系のディスクについては、再生ソフトが必須なのだが、こちらの需要も落ち込む一方なので、再生ソフトの方が最新のWindowsに対応しなくなり、結果的に再生できなくなる方が先かもしれない。

 

直径12cmの光学ディスクを初めて手にしたのは、音楽CD(CD-DA)が初めてだが、その後映像系もビデオテープからDVDになり、書き込みが可能なCD-Rが登場したときは本当に画期的だった。

少なくとも日本においては、映像作品がディスクで販売される状況はまだ続くと思われるので、再生装置自体がなくなってしまうということはないと思うが、放送を録画したものの保存メディアとして光学ディスクの寿命はそう長くはないかもしれない。

そうなると録画したものの保存先はHDDのみということになるが、HDDが大容量化したとはいえ、HDDはすぐに一杯になってしまうから、デジタル放送の場合その著作権保護のしくみが厄介になる。

それ以前に、ブルーレイレコーダーの先行きも怪しいので、ビデオデッキから連綿と続く録画専用機がなくなり、テレビにHDDを直接接続して録画するようになるだろう。

そもそも放送を録画してみるというスタイル自体を諦めて、全て配信で見るときがくるのだろう。

 

これまで焼いて保存してあるディスクをかなり大量に持ってはいるが、保存しているディスクを見る機会はほとんどないので、実際は問題ないのかもしれないが、中にはどうしても残しておきたいと思うものもあるので、それについては、将来において利用可能性が高そうなメディアにバックアップをしておくしかない。

録画したビデオテープを当時まだ高価だったビデオコンバーターを使ってMPEG1に変換して、CD-Rに焼いて保存したのが25年ほど前。

今や隔世の感が甚だしいが、大枚かけてファイル化した昔のテレビ番組は今でも見ることができる。

そうなると、映像ならMP4ファイルに、音楽ならFLACファイルにしておくのが将来においての再生可能性が最も高い方法だろう。

音楽CDについてはFLAC化を完了しているが、デジタル放送のMP4化が厄介だ。

でも、大切なのは、自分にとって本当に大事なもの、残しておきたいものが何かを見極めて、選別することだ。

ああ、HDDに入ったままの大量のカーリングの試合の映像はどうしたらいいだろう。

ブルーレイレコーダーの更新の時に困るんだよな。

どうしても残しておきたいものはディスクに焼いた上で、元データは圧縮してHDDに保存し直しか。

HDD自体もどうなるかわからんけど、今のところそうするしかないんだろうな。