ライスカレーと檀一雄と辰巳軒とほかり食堂と坂口安吾


石神井公園通りに面している二件のお店は、何事もなかったかのような顔をして
毎日店を開けておられるのですが、『ライスカレー100人前の注文』を受けたお店だとは
知らずにのどかな景色の中の歴史あるお店として眺めておりました。辰巳軒さんには、
店を始める前に何回か食べに行ったのですが、ほかり食堂さんにはまだ行っておりません。
お客様からは、暖かい店の雰意気そのままのご主人で、何度か立て続けに行ったら
ちょっとおまけしてもらったと話しておられました。
店を挟んで左右斜め前にあるお店にちなんだ催し物が明日あります。
1951/昭和26年の11月4日、遠い昔のようで近い話は、まだ歴史の物語として
昇華されてはいないので声高に話すと傷つく人もいるやかも知れませんが、一食のライスカレー
を口にする時、そして、ゆかりの店で食べるカレーはどんな味がするでしょうか。
そんな話(100人前のカレーから立ち上る湯気の中)から企画された催し物が
明日、あるようです。→☆