福島の空を、スヌーピーとリュポピは東京で見上げている | イタリアンシェフのため息/Piccolo Piazza

福島の空を、スヌーピーとリュポピは東京で見上げている

リュポピの見ている夢。スヌーピーのいる世界に戻りたい、でも放射性物質があって家に戻れない。
いつ、前の生活に戻れるのかなぁ~。
東京で暮らしているリュポピは放射線も少ししか浴びてないし、家の中で暮らしているから、外にいる犬より安全だ。
東京の家の中と福島の家の中では犬の生活も大違い。みんな、早くもとの世界に戻れるといいなぁ~。

$イタリアンシェフのため息-スヌーピーとリュポピ

福島県の学校では、今でもグランドで遊べる時間は限られいて(表面の放射性物質を取り除かずに放置しているから)窓さえ開ける自由がない。プールも使えない。(水を抜いて洗えば良いのに、汚染された水を回収しない東電。命令しない国。)

“立ち入り禁止区域”外なら『安全』だと言っていても、それは、カッコ付きの『安全』

(=高い放射線レベルに合わせた暫定基準値20ミリシーベルト/年間被爆量)

これは、放射線業務従事者に適用されている放射線量限度<100ミリシーベルト/5年>(電気事業連合会のHPから6-16) を5で割って1年20ミリシーベルトにしただけ。

(ただし、いかなる1年間も50ミリシーベルトを超えない=出典:(独)原子力安全基盤機構「原子力施設運転管理年報p.99(平成22年版)」)

もちろん、事故等がなければ建物の外の放射線量は平常値なので、食べ物や飲み物の体内被爆量を計算する必要がなかった

。それゆえ、今回、体内被爆量を計算することに文科省は気がつかなかった、事にした(多分、故意に)
20ミリシーベルトを越えたら学校を閉鎖しなければならなくなるので。


この値のもとになっただろう、放射線業務従事者の働く管理区域(原子力発電所において放射線、 放射性物質による放射線障害 を防止するため、人の立入り を制限している区域)では

個人線量測定器携帯、定期的にホールボディカウンタで体内の放射性物質の測定が行われる。

一方、管理区域と同じ放射線量限度を20ミリシーベルトとされた福島県の親、子供達には何もない。

市民の命を守る仕組みを作らない行政、市民活動家だったのに市民を守らない法律を変えない管首相。

汚染された自然環境を早くもとに戻すこと。

放射性物質で汚染されている学校のグラウンドの除染を、

東電や株主企業がボランティアでやると言う話、あったらいいですね。