放射線物質、ほうれん草と海老のスパゲッティ | イタリアンシェフのため息/Piccolo Piazza

放射線物質、ほうれん草と海老のスパゲッティ

東日本大地震の復興に向けて様々な動きがある中で、原発の緊急事態は改善されていません。

23日には金町浄水場から放射性ヨウ素が190Bq/Kg検出され、

取りあえず決められている指標値100Bq/Kg(乳児の飲用に関する値)を上回った為

乳児(ミルクを飲む離乳前の赤ちゃん)に水道水の摂取をさせないよう、都が発表しましたが、

翌日の24日6時の採水の値は79Bq/Kg、乳児の摂取しても大丈夫な数値に。

あくまでも、長期にわたって摂取した場合の健康影響を考慮して設定された値なので、

発表された直後のパニックはひとまず落ち着いていますが、農作物の出荷制限もだされ

食べてよい物と、食べてはいけないもの=摂取制限と、

情報をきちんと整理して出さない政府と報道機関のために、頭の中は相変わらずかき回されている状態

が続いています。余震で、体が船酔い状態に、頭は毎日変わる情報にグルグル目眩が。

そこにまた、東電が計画停電のグループを細かく分けるというまた、ややこしい事を言い出して、

エネルギー問題を東電だけに管理させているかのような印象を与える政府は、

考える力捨ててしまっているのでしょうか。

援助物資の届け方人ひとつを見ても、行政がいかに無駄な事をして来たか、

役に立たない組織とシステムの上に成り立っていたのかが見て取れます。

こんがらかってしまった糸を根気よくほどく作業をしながら、

過剰な報道から身を守る為に、自分で情報を管理する体制作りが必要だと思います。

ネット上には<食品と放射性物質の関係など>や<金町浄水場の浄水(水道水)の放射能測定結果等について>など、国、都のHPにアクセスすれば確認できる情報が公開されています。

飲んでも良いのかどうなのか、適切な答えは、日本医学放射線学会のHPに。

野菜等についても、市場に出回っているものを食べても問題がないわけです。

市場に出回っているものは、何を食べても大丈夫、特に放射線の影響を受け難い、仕事を引退した方は

率先して話題に登った物をたべましょう。英知と笑顔の“スーパーアトム爺さんにウラン婆チャン”の登

場は、日本の未来のヒーローとヒロインになるかも。

$イタリアンシェフのため息-ほうれん草と海老のスパゲッティ
ほうれん草と海老のスパゲッティ