今年も隙間時間というか作業などの「ながら」観中心ながらAmazon prime videoのお世話になりました。
長く観たかったBBC「シャーロック」を視聴することができました。ありがたい。
海外ドラマは吹替も大好きなシリーズなどありますが、こちらは字幕で楽しみました。深い意味はなく、字幕版が先に見つけやすかったからです。(結果的に後から吹替も試聴したのですが「シャーロック」に関してはオリジナル声がかなり耳に馴染んで日本語音声に軽く違和感ということに…)
さてこちら、前評をあまり聞きたくなく、長く情報シャットしてきた甲斐がありました。ものすごく新鮮に楽しめました。シーズン1から軽く10年経ってるし、原案はシャーロキアンの端くれの末席でも知ってる話も多いけどとにかく新鮮!とても良かったです…ああ観られてよかった。
ひと通り鑑賞後、関連項目など検索して知ったのですが、シーズン2が1番人気だったとか。
わかります。シーズン1ではまった人は皆みたでしょうし、ものすごく濃く、数話完結連続ものながらある種のクライマックスに至っていると言えると感じましたし。
3、4期へとだんだん「あれが足りない…あの成分もっと欲しい」とはなるのですが、それはそれ。面白かったし、叶わなさそうですが、多少スピンオフ気味でも続編作られたら飛びつく自信ありますね…
そんなわたくし、やっぱり1番を選べといわれたら、シーズン1を推します(全部好きですよ)。
ドラマ「シャーロック」の、うわぁ!と思わせる感じ、なんというかエポックメイキング?的な部分、ぐっとくるもの、ひと通りシーズン1で既に完成度高く描かれていたので。
https://www.amazon.co.jp/%EF%BC%B3%EF%BC%A8%EF%BC%A5%EF%BC%B2%EF%BC%AC%EF%BC%AF%EF%BC%A3%EF%BC%AB%EF%BC%8F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%EF%BC%91%EF%BC%88%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88%EF%BC%89/dp/B01C259D7Q
本編の本筋じゃないあたりから、ちょこちょことみていて楽しんだり感じた細かいことを。
・モリー魅力的!はうきゅーと!
何と愛らしく気の毒な女性!という登場の仕方、その後もその感じが続くのですが、愚か可愛いモブではなく、無論「ヒロイン」ではなく。
だんだんと、振り回されても振り回されるだけではない芯のある魅力的な女性像が描かれていくのですが。最初のクリスマスの場面はほろっときました……ただの良い子じゃないんです、でも、良い子だし、愛しい。
・世界の先端はブラックベリーだったよね!
懐かしい。使ってませんでしたが、ママが買い替えの時検討した機種でした。時の大統領氏が大好きで片時も手放さないなんて話題になってましたね。あの物理キー便利でかっこよかったです。
ちょうど他のドラマでも同時期にあたったのか見かけていて、英国でもこんな感じだったんだわって思いました。
10〜12年前くらいって、本当に余裕なくて(今とは違う方向に違う角度と深さで)。好きだったBBCも全然みられないような気持ち×生活だったんですよ……たまにみてたのはトップ・ギアくらいでしたか(笑)
・電話の着信がベル音
シャーロックでいろんな通知音が楽しいんですが、電話着信が古風な電話のベルの音なんですよね。電話ボックスも登場しますがそこでも同様の音。あれ、自分の携帯で聞いてるとうるさく思えてくるんですが、シャーロック観ていたらクラシックで良い感じに聞こえるようになってたから不思議。不思議だけど、映画や特に少し長く観続けるドラマってこういうことがあるのがまた楽しいですよね。
・やっぱりTea!
公園で飲む紙カップドリンクも、仕方なし「例外的」にトレイでハドソン夫人がサーブしてくれるのもとりあえず喉を潤したいとか訪問者にふるまおうとか、やっぱりそんな場面はお茶なのが嬉しかったですね…
英国の人はおしゃれな器もあるけど大きめのマグでかぱかぱお茶(紅茶)を飲んでるような話をかつてよく聞きました。そんな日常の風景になってる感じと、ドラマを作る際「英国式」物語のためにはやっぱり小道具的に出てもくるのだろうなともどちらも思いました。
何にせよお茶(紅茶)好きにはとてもキュンな場面です。こんな冷える日にも熱いお茶!
書いていたら夜も更けてしまいました。
続きはまた。