哀愁の中間管理職、クシャークを演じます、風太郎ことプーちゃんです。

もう一応、通し稽古は出来る段階なのですが、細部を掘り下げ、作り込んでいく稽古です。

お芝居の基本は、お芝居をしないことです。
お芝居をしなければいけないお芝居もあります。

でも、観る側は、動きや表情や言葉や息づかい以外に、その役者の感じてることを感じています。

例えば、目をこすって「えーん!」とやれば、泣いているということは分かりますが、それは、記号なのです。
本当に悲しみに打ちのめされていれば、
ジッとして、笑っていても、その悲しみは伝わるのです。

感じていることと、計算のバランスが難しいのですが、
基本はやはり、記号に頼らないことかと私は思います。( ´_ゝ`)

稽古場では、出番が無いシーンで、私だけがガサガサ歩き回ったりします。

ある状況下では、抜群に集中出来る時もあるので便利な時もあります。
それと、ジッとしていると血流が落ちて、しんどくなるのです。

昨日は、私の出番ばかりでしたので、ガサガサする間もありません。

ガサガサしながら、角度を変えて芝居を見たり、プランを考えたり、心のリフレッシュをしたりしています。

 

写真はピンぼけしてしまいましたが、


ちゃんと座って稽古を見ている女子です。(´・ω・`; )

 

 

 

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