ご無沙汰しています。
男2(ダイスケ)の原竹志です。
別役さんの本は台本上に男1.2や女1.2.と表記されることが多いのですが、今回は名前があるという比較的珍しいタイプです。そして僕はそのダイスケというわけです。
また珍しいでいうと、関西弁であるということも。別役さんの本を関西弁で取り組むのはピッコロ劇団独特のことかもしれません。



稽古場では稽古をします、当たり前のことですが。同じ場面を繰り返す。手を入れる。また繰り返す。変わる。試す。削る。また手を加える。そうやって毎日毎日積み重ねていくことで、初見で本を読んだときには想像もしなかった場所(時間)にたどり着く、はずです。
劇に流れる時間をどういう風に作るかということが、稽古場での作業です。それは人と人が言葉で理解し合うことよりも豊かで確かなものだと信じられます。

岩松さんとの時間はとりあえずそういう感じです。