豊市の妻、大友てるえ役の吉江麻樹です。
「かさぶた式部考」は昭和42年のお話です。50年前ですから生活も今とは色々と違います。
藤原新平先生は「人物をつくる」ことを大事にされています。「生活感が出るように、ディテールにこだわってほしい」と。
例えばお巡りの人のカバンに何が入っているのか。巾着を持っていて、その中にはこれとこれを入れてほしいなど具体的な指示がでたりします。
小道具の扱い方から滲み出る空気が、より人物を豊かに表現することになるのでしょう。
劇中には手押しポンプが登場します。
ポンプを押す姿から生活感が滲み出るよう、かさぶた式部考の世界をしっかり生きられるよう稽古に励んで参ります!
ご来場心よりお待ち申しあげます!