小学校公演『学校ウサギをつかまえろ』、演出の吉村祐樹です。

今年の小学校公演、全日程が終了しました。
7校、8回公演。
約2700人の子ども達と出逢うことができました。

僕は6年前、『恭ちゃん』という役で出演していました。
僕で三代目恭ちゃんです。

この作品の台本を手掛けたのが、二代目恭ちゃんの眞山さん。

今回の恭ちゃんをやる三坂くんは四代目になるわけです。
いやー道理で僕も年をとるわけです。

6年前には、まさか自分がこの作品の演出をやるなんて思ってもいませんでした。

舞台はこんな感じです!

ここを役者達が汗だくで走り回り、歌い、踊り、喋り……
子ども達がいつも使っている体育館を劇空間へと塗り替えていきます。

今回、新しく登場したのが、画像の左側にある大きな本。
原作の挿絵を、劇団員の風太郎さんが大きく描いてくれました!

ハードな稽古場でした。
午前中にウサギの稽古をして、昼からは別の作品の稽古。

この作品はかなりエネルギーを必要とする作品です。
他の作品をやりながら、急ピッチで進む稽古を走り抜け、上演まで辿り着いた役者達は本当に凄いと思いました。
上演でキラキラ輝く役者達が誇らしく、また、羨ましくもあるのでした。

スタッフさんにも色んな面でたくさん支えていただきました。

他の作品と並行しながら作業してくださり、温かく見守ってくださった舞台監督の鈴木田さんをはじめ、演出部の政香さん、浜崎くん、北村くん。

照明の南亜紀さん、林雅夫さん、音響の三宅住絵さん。

今回、秋浜先生が書いてくださった劇中の歌を、おなじみの橋本 剛さんにお願いして、新曲にしました。

振付は創立メンバーの土佐倫代さん、そして初めて参加していただいた福島直美さん。

みんなのお父さんのような劇団部制作の重金さん。
そして今回の公演の企画者であり、制作の大段さん。

最終日には原作者の岡田 淳さんにも観ていただけました。
嬉しいやら、緊張するやらで大変でした……ちゃっかり本にサインをしてもらいましたが……!

劇団員にも色々とお手伝いいただき、他にもほんとにたくさんの方々に支えられた公演でした。

この作品に関わっていただいた全ての皆様、そして役者・スタッフさんと共に芝居を創り上げた子ども達に、ありったけの感謝の気持ちを込めて…………

『ありがとう』