今日はどしゃ降りの雨。せっかく咲いた桜もこの雨風で散ってしまうんじゃないかと心配です。


こんな天気だからか、稽古場もどんよりした空気。そしてなかなか進まない稽古。

今日は全6場のうち1場~3場までやる予定でしたが結局2場の最後までいきませんでした。
役者の動き、呼吸、声の高低、視線、台詞の追加....などなど演出の吉村さんが細かく指示します。


ちょっと煮詰まりだすと、休憩中も皆で意見を出し合い話し合っています。

 
その頃雨も上がり窓から明るい光が。

会話劇って本当に難しいです。
そして読めば読む程深いお話。
人は孤独と共に誰しも生きているんだなと感じます。そして共存したいと思う。そこには幸せもあれば犠牲にしたもの、後悔の方が多い様に思えます。
人は独り。・・・じゃ寂しいですね。
交わることは奇跡に近い。そして人というのは悲しくも愛おしいもの。


雨上がりの空を見てそんなことを思いました。春の陽射しが待ち遠しいです。