早いものであっという間に四十九日になりました。

本当ならお花とか買ってお供えしたかったんだけど、台風が近づいていることと、お盆休みでお花が少なかったので、断念。。。


今日からは、愛ちゃんと一緒に過ごしているかな?


愛ちゃん、ガウガウしないで、仲良くしてね。


ママはいつも愛ちゃんと凜ちゃんを想っているよ。


また、会おうね!





1週間、2週間と食べる量も増え、足取りもしっかりし、目にも生気が戻ってきた。


それでも食べられるものは限られているし、今日生きていることに感謝して過ごしている。


ドッグフードを粉砕してクッキーなどに混ぜては食べられるならと多めに用意し、与えるけど、量は食べられず、ただ食べる回数が増えていった。


気晴らしに外に散歩に行くと、元気な時は速歩きができるほどに回復した。


でも、またいつ具合が悪くなるか分からない。


2回目に食べられなくなったときに腹は括った。


この先、また同じような症状になって、凜ちゃんが生きることに苦しくなったり、つらい思いをするのならお別れしようと。。。


本当は人間の都合でお別れしちゃいけないのだろうけど、QOLが低くなり、口から食べ物が食べれないのなら、もう苦しませたくない。そのために自分が決断するしかないと思っていた。


そんな気持ちとは裏腹に、一ヶ月以上私たちと普通の生活ができるようになった凜ちゃんでしたが。。。





一緒に沢山お散歩したね💞

水だけを飲み始めた凜ちゃん。


兎に角、私の側に来たがるので食事の際は隣の椅子の上に乗せてあげたり、私の座る椅子の後ろに来ては窮屈そうに座って体をくっつけて来る。


私が気に入っているセブン-イレブンのチュロッキーを出勤前に食べていると顔を寄せていた凜ちゃん。


食べないだろうと思いながら破片を口元に寄せるとパクっと食べだした。


えっ?


私はびっくりした。だって1週間も飲まず食わずにだったし、なんならもう食べる気力も無いんだろうと思っていたから。


ドッグフードも手作り食も食べなかったのに。。。


とりあえず食べれそうなら与えてみようと思ったので砕いたものを次々与えてみた。


砂糖も油もあるので半分くらい与えてみた。


疲れたのか、すやすや寝てしまった。


しばらくしたらお腹が空いたと騒ぎ出す。

流石にチュロッキーだけでは、また具合が悪くなるだろうと思い、ドライフードを砕いてチュロッキーに混ぜて食べさせた。


3時間毎にお腹すいたの催促が始まった。

吐き戻してからはずっと家の中で過ごしていたけど、気晴らしに抱っこしながら外にも出かけた。


謎の復活をした凜ちゃん。


生命の不思議。




去年の写真はまだ元気に歩いてたんだね


立ち上がり水をガブガブ飲み始めた凜ちゃん。


最後に水が飲みたくなるのかな?


半信半疑。


でも何度も水を飲みに行く。

食べ物はどうかな?とウェットフードやチュール、手作りスープ全部試したけど、食べようとはしない。


もう飲まず食わずになって、1週間以上だったので、食べれるものは食べさせてあげたい一心だった。


相変わらず、私の側に来たがり、側で休む。





大好きなトナカイさんと


流動食、レトルト食、おやつ、水、口に入れるものは全て拒否。。。


少しは口に入れてあげるけど、頭を振って口から出す。

他の介護が必要な犬の動画を見ると、口元に持っていくと進んで食べてくれたりしてるけど、凜ちゃんにはそれが無い。

もう、生きたいという意欲が無いように感じる。

いつも私か、主人の後に着いて回り、一緒に居たがる。動けているうちは動いていいよ。

トイレも食べていないので、排尿しかしてくれなくなってきた。

色も少しずつ薄くなってきたのは食べなくなってから1週間。


そろそろ、さよならになるのかな?兎に角なんでもいいから食べて欲しいなあ。


そんなことを思っていたら、お水を自分から飲みに行った。

何度も何度も飲んだ。

体の中の水分が少なくなって生命の危機を感じたように、凜ちゃんはお水を飲み始めた。




暑いときに全身を伸ばして寝る姿。

あー、また食べず飲まずになった。。。

今度こそダメかも。。。涙が出る。

2度目の危篤状態。


獣医師は1週間から10日で亡くなると、言っていたけど、食事をまともに取れていいので、もう少し早いと思った。


毎日、スープを作り、レトルトをスープ状にしたり、チュールを新しく開けたりといろいろするけど、見向きもしない。


あー、もうこれが彼女の限界かー。と思った。


病院には連れて行かない。行ったところで、無理やり食べさせて、点滴したり、挙げ句鼻からの栄誉補給を勧められる。

これは私が望んだ生きるという姿ではなく、生かされているになる。

これは私のエゴでしかないけど、食べたくない凜ちゃんに無理に押し込むことをしたくないし、イヤな思いはさせたくない。

幸せな時間だけを感じてほしい。

それは家に居て、私の側にいること。


病院に行くことは一番つらいことだと知っているからそんなことはさせない。



めったに舌を出さない舌を出した写真

手作り食と言っても、私の場合は、人間の栄養管理士が監修したりしたものではなく、医師が監修した症例ごとに食べても良いものを参考にしている。


よく、人間の栄養管理士監修とかの本をみたけど、これ大丈夫???みたいな与えすぎると別の病気になる材料などを使用しているので、本当に怖い😱


凜ちゃんはというと、これが本当に食べない。元から食が細い上に興味が無いので、至難の業。


鶏肉スープを作ったり、チュールを混ぜたり、もちろんタンパク質を抑えなきゃならないけど、それ以前の問題で兎に角口に何かを入れて欲しい一心でした。


相変わらず水は飲まず、手作りスープは飲めた。これで少しは水分を体内に入れられる。でも量は飲めない。

ほしいときに飲めるだけ飲ます方法に切り替えた。

なので、1日何度も欲しがるときに与えてみた。

薬もだましだまし、チュールに混ぜて舐めてくれた。


1週間ほど手をかけて与えてみた。ある朝、どうも食欲が落ちたらしい。スープも飲まず、チュールもダメ。なんとか凜ちゃんも頑張って薬を混ぜたチュールを舐めようとしてくれたけど、途中で止まる。


そして吐き戻し。。。




必ず私のそばに来て、隣の椅子に座りたがっていた。

とりあえず、レトルトのドッグフードを片っ端から購入して何かしら食べれるものがないか探す。


いなばの無添加レトルトとチュールはなんとか気に入った様子。


薬も粒ではなく溶かしてみたり、砕いてフードに混ぜたり工夫してみた。


粉状にしてチュールが一番効果があった。


1週間後、通院。


また補水を勧められたが、口から飲んで欲しいので、とりあえず却下。


普通の飼い主さんなら獣医師の言いなりになるんだろうけど、トリマーとしてある程度の知識を持ち、調べ、今はインターネットも駆使できるのでありとあらゆる情報をかき集めてみる。


手作り食も先住犬のときに作っていたので、アレンジしながら、工夫しながら作ってみる。


使っちゃいけない材料を調べて使えそうなもの、気に入りそうなものを合わせてペースト状にする


沢山作って冷凍にしておく




ソフアに乗せてもらってお気に入りの姿勢で寝る

自宅に戻ってきた凜ちゃん。

ホッとしたのか、まずはトイレ。

病院では強制給餌だったので、少しは元気になっているけど、自宅ではどうかな?


夕方になっても水を飲まず、ふやかしたフードを口に入れるも拒否。


かろうじて薬は飲ませたけど、全然口を開けさせてくれない。以前はすごく上手に出来たのにな。。。


お口にペースト状にしたフードを入れるけど、少ししか飲み込まないし、本当に嫌そう。。。

だけど、抗生剤は全部飲ませないとだし、他にも肝臓、腎臓、肝臓サプリといろいろ飲ませなくてはいけないのに、全然だめ


今まで食べていたレトルト食品もダメ、明日から手作り食を試してみる。




扉を開けられずに挟まる🤣

2024年6月28日金曜日、凜ちゃんは虹の橋へ。


ちょうど1週間前に食事が取れず、嘔吐と下痢を繰り返し、気持ち悪いのか痛いのか?夜になると日によって1時間おき、2時間おき、3時間おきに泣き叫んでた。


やっと、ラクになるね。


安堵しかない。


凜ちゃんは単なるペットではなく、お店を作ったときの看板犬であり、アイドルで、私の癒しでした。

先住犬愛ちゃんはずっと手がかかる子だったのに、凜ちゃんは全くと言ってもいいくらい良い子でした。


ありがとう。そしてお疲れ様。



ちょうど2年前にお泊りしたスマイルポイントさんが添付してくれました。