アラン・ホールズワース
もその座を譲った!
伝説の早弾きギタリスト
ジョン・エスーリッジ

 カーヴド・エアを脱退したヴァイオリニスト:ダリル・ウェイは、自らのバンド:ウルフを結成、3枚のアルバムを残す。特に2作目「飽和点」はヴォーカルパートを切り詰め猛り狂う演奏力を魅せつける傑作である。
 兎に角、このバンドの凄い業績は、天才ギタリスト:ジョン・エスーリッジをシーンに引っ張り上げた事にある。
 一曲目 “我が痛み” から最早ハードロックである。ウェイのヴァイオリンとエスーリッジのギターが丁々発止とヤリヤリ合い過ぎで逝き果てる。当たるもハッケ外すもヤッケの高速フルピッキングの超絶ギターに悶絶死だ。
 エスーリッジはこの後、アラン・ホールズワースの後釜としてソフトマシーンに加入、名作「ソフツ」でぶった斬る事になる。


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