世紀の名テノールの

放蕩息子は

やはり天性の芸術家也‼️


 ティト・スキーパ J r. は名前から御察しの通り、かの世紀の名テノール:ティト・スキーパの放蕩息子である。


 残念ながら唯一とも言える世の認知作「オルフェウス 9」は、彼の青春の天命であったボブ・ディランに触発された、つまらぬロックオペラであり、本命は80年代に発表されたカンタウトーレとしての2作である。

 特に「最初の愛のコンチェルトConcerto per un primo amore」と題された本作は未CD化の最高傑作である。


 ハイライトとなる当該曲 “ダニエラに捧ぐは彼独特の、笑気ガスを吸った様にヴィブラートする歌唱法により、極上の甘いメロディーと、寄せては返すセンチメンタルのオルガスムスを迎える如くの傑作で、目白アモーレ系極北に位置する。
必殺de必聴‼️🫵


①わが国でこの重要な事実は公にされる事は少ない。NHKのティト・スキーパの特集番組で彼が紹介役で登場した事もあるが、日本で気付いた人間は何人居るだろうか?

②Donna Daniela は交流のあった有名なプリマドンナ:Daniela Dessi について歌われているようだ。

③目白にプログレ専門の情報機関・店舗がある事から自虐的にそう呼ばれる事があるや無しや。


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