お気づきでしょうが、
よくあるひとつの時代が終わったではなく、
ひとつの地獄が終わったのです。




それは、弁当地獄。


長かった。


長男が中学入学から始まったので、
9年になります。


なにより大変だったのは次男の弁当。


中学高校時代とみっちり野球部でしたから、
毎日欠かさず朝練!
弁当は朝練に出かける前までにできなきゃいけない。
朝5時起き、、、、
冬は確実に真っ暗な時間から起きて作る。
土日も休みなく弁当。
もちろん、自分の体調が悪い時でも弁当は休まない。


朝練に行く子の弁当を作る大変さは、
それを何年も続けたことのある人にしかわからない。
もともと料理が少しも楽しいと思えない私としては、本当に地獄でした。


弁当って、
材料を買うところからなんですよ、
毎日同じものじゃだめなんですよ、
中身を考えるのも苦労なんですよ。


そして、弁当箱って、なんであんなにめんどくさい?
パーツがね、ありすぎるのよ。
パッキンだとかちまちま外して洗って、
溝的なものがあちらこちらにあるのも、
小さなブラシでゴシゴシして、
隅っこの油ヨゴレなんて、
CMみたいに落ちないのよ。
ガチャガチャガチャガチャ、エラいパーツに分解されんのよ。


で、重たい食材買って帰って、
冷蔵庫にしまって、
翌朝苦労して作ってつめて、
冷ましてフタして、、、


で、食べたら無くなる。




そんなつまらないものなんですよ、
弁当なんて。


何度台所で「このクソ弁当地獄!」と
毒づいたことか。




それが今日、
最後の弁当でした。
もう野球部はとっくに引退してたので、
朝練はないから時間的には少しは楽になってたけど。


昨日仕事中に学校から電話があり、
次男が体育の授業中に、他の子と接触して口の中を切って、出血してるので、口腔外科に連れて行きますという内容でした。


上唇の内側を切ったらしく、
昨夜はぶーっと腫れていましたので、
晩御飯はお粥でーと、リクエストありました。


なので今日の最後の弁当は、
やわらか弁当。
歯のないおじいちゃん向けのやつ(笑)


全部スプーンで食べられるやつ。
そして、中学の頃めちゃくちゃハマってた、
冷凍のスイートポテトを、
遠くのスーパーまで買いに行って入れてやりました。




さっき、次男が台所に
「これ弁当箱」といって持ってきた。
「最後の弁当だった、たぶん」と言うので、
じいっとかおを見て一呼吸待ってみて、
手でカモンカモン!とやったら、
ニヤニヤっとして、
「ごちそうさま!」って言ってた。
「なんだよー、何年間もありがとうとか
感謝の言葉が来ると思ったのにー(笑)」


と、まあこんなもん。




さらば弁当地獄!




あ、ついでに。
体育で口を切ったとは?!
バスケ?
サッカー?
と思って聞いてみた。










「カバディ」








「えーっ!
体育でカバディやんの?!」




「選択体育ね」




ちょっと前に野球部でカバディ流行ってまして、
やつらの本気のカバディを見たことがありますが、
けが人でるよな、ありゃ、、、