これぞ、大人のための絵本! といえるのが、

Shel Silverstein(シェル・シルバースタイン)の


「The Giving Tree」


です。




『おおきな木』という題名で、日本語に翻訳されています。


大人が読むと、身につまされる絵本ですね。


むしろ、子どもに読み聞かせたくない本かも。

大人の身勝手さが、よくわかるから。


いやいや、自らの将来を小さいときから見据えてもらうため、

ぜひともこの絵本は、子どもに読み聞かせるべきである。


賛否両論あるようですね。


登場人物は、男の子と木だけ。

主人公は、男の子ではなくて、

身勝手な男の子に、ひたすら身を挺して無償の愛を注ぎ続ける

一本の大きな木。


そんな人間に、私もなりたい。

全人類は、その境地を目指して、輪廻転生を繰り返している・・・

そんな気がするんです。


とにかく人気の絵本で、世界各国の言葉に翻訳されている

ロングセラー。


イラストには、色がついてないので、

大人のぬりえブームの今、ぬりえとしても楽しめそうです。



今はまっている絵本作家さんは、Elisa Kleven(エリサ・クレヴェン)。

彼女の絵本って、イラストが細かくて、カラフルで、楽しいの。




そして、童心を思い出させてくれる。



Puddle Pail




大人になると、ほとんどの人が常識に縛られるようになるでしょ?

「こんなこと、ありえない」とか、

「あんなこと、しちゃいけない」とか、

無意識に自分を制限するじゃない?



子どものころは、心がもっと自由だったはず。



例えばね、エリサの『The Puddle Pail』っていう絵本には、

何かコレクションをしたら? と兄弟に言われた子が、



「ボクは、雲のコレクションをしたい」

「水たまりのコレクションをしたい」


って言うの。


え~? そんなの、無理だよ。

っていうか、そもそも大人は、そんな物をコレクションしようなどと

考えるアタマがないよね。



でも、思い出してみて。

子どものころ、友達と一緒に空を見上げて、


あの雲は~に似てる、この雲は~みたい、って


際限なく、空想の世界で遊んでいた日のこと。



この絵本を読んで、そんな自分を思い出して、

あったかーい気持ちになりました。



きっとエリサは、大人になっても、

そんな子ども心を持ち続けている人なんだね。




前回、「絵本は音読が基本です」と書いたんだけど。


島国という孤立された地理的環境にあるため、
また比較的おとなしい国民性や、
偏った英語教育もあいまって、
英語の読みはできるけど、
書きは苦手、話すのはもっと苦手、
というタイプの日本人は多いよね。



何を隠そう、私も、その一人なんだけど。



声に出して読むことは、得意な「読み」を生かしつつ、
苦手な「話す」を強化する、という、
理想的な英語上達の方法なのだ。



「聞く」と「話す」の両方に働きかけるのが、
英語教材の「スピードラーニング」。



「え、あれって聞くだけじゃないの?」と思われたかもしれないけど、
聞きながら、同じことをオウム返しに言う(シャドーイング)訓練をすると、
これまたてきめんに効果があるのよね。



絵本の話からちょっとそれちゃったので、
話をもとに戻そうね。



英語の絵本は、英語力の上達に良い教材であると同時に、
挿絵を見ることで、美術の力も養われるという、
一石二鳥効果があるよね。



私が絵本を選ぶときは、文章3割、挿絵7割で決める。
おやこでたのしむ英語の絵本」サイトには、挿絵がどのようなものか、
あらかじめチェックすることもできるよ。


どうぞ、覗いてみてね。