12/13 世田谷パブリックシアターにて鑑賞。

 

応募しまくって落ちまくってようやく最後の最後にチケットぴあで取れたB席1枚。

3階席舞台下手側、座席番号ヒトケタだったので円形の劇場の端っこで。でも役者さんにはグッと近づけて意外にも良席でした(高さはあったけれど、位置的には1階11〜12列目と同じくらい)慎吾くん下手側にいることが多かったのですごくよく見えました。
セリフが若干聞き取りづらかった以外はB席で全然問題なかったです。というか、行けるだけとにかくありがたいくらいの激戦でしたうーん あせ

 

以下、いつものごとくネタバレあり超長文のとりとめない感想です。

最初の場内アナウンス、パルコ劇場の頃は三谷氏本人がするのがお約束だったと記憶していますが、今回は違いましたね。(SNS情報によると岩下尚史氏だったらしいです笑顔)

 

日本の歴史ってタイトルでいきなりテキサスを舞台にして物語が始まるキョロキョロ
テキサスで起こる色々に日本の歴史がリンクしてるのがおもしろい!
 

対比がアメリカという歴史の浅い国ってところがミソなのかなあ。テキサスの物語は20世紀の初頭からの三世代に渡った(ちらっと出てくるご先祖さまを入れれば四代の)親子と家族の物語で、対する日本の歴史は同じ時間で1700年語っちゃうもんね〜という。

 

未来が過去で過去が未来で。
因果はめぐるのであります。INGA〜音譜

 

冒頭の場面。

家を継ぎたくないテキサス娘のパットと国を継ぎたくない卑弥呼。個人的感情ではなく、自分には荷が重い という責任感ゆえなんだけど。

そして隣人との陣地争い(テキサス)も国同士の領土争い(日本)も根っこは同じ。すべてが今の時代にも通じる話で。


政治的なことに触れてくるんだなーと気づいた時点で三谷さんが偏った描き方をして(右巻き/左巻きウヘァ〜*_*​)ってなったらどうしようと思ったんだけどあせ(ちなみに映画「検察側の罪人」はそこがダメポイントでした^ ^;)そこは踏み込みすぎなくて、普遍的な話に終始してくれたのでホッ。

 

卑弥呼は各場面に何度か登場するのですが、フッて早変わりで現れるのが本当に巫女さんて感じで、人間じゃないみたいで。何度観てもエッ?!ってなりました。
 

他にも場面転換はめちゃくちゃ多いのですが、全員足音もなく、幕代わりの白い可動式カーテンが開いたらパッと現れる!3階席から見ていても、瞬間移動にしか見えなかったです。びっくり

 

キャストについてはまず、慎吾ちゃん右矢印
登場したとたん思ったことは "デカイ!" w
背も高いし体の厚みもあるし、太ってるというより詰まってる?にやり(最初は文字通り詰め物してました笑)
薄っぺらくないのでスーツがよく似合う!

 

天使姿はかわいいよ〜羽
弟感も随所に満載だよ〜照れきらきら

 

この末っ子感、弟感、天使んごー!
三谷さんありがとうという気持ちでいっぱいですお願い音譜
​こういう香取慎吾が私はずっと見たかった。

 

特に源義経(慎吾くん)と頼朝(中井貴一さん)のパートが兄と弟の物語だったのが胸熱でした。兄を慕う弟の歌が切なくてうる~ん 
ここはぜひ、中居くんと木村くんに見てほしい!!!!!

 

エロ坊主・道鏡の女天皇をたらしこむスケベでいやらしい感じも上手かったw

 

そして(末っ子で弟で天使だった)テキサスパートの慎吾くんが、成功してブロードウェイのスターとして帰ってきた後の激変ぶりは何デスカ⁈

衣装も黒のストライプの三揃スーツに黒シャツ黒タイとか、SMAPか!タキシードも似合いすぎ、かっこよすぎラブラブ 少し痩せたからますますラブ (←あまりのヤバさに興奮w)
オーラ自在に出せるのはつよぽんだけじゃないのね、と思いました。

 

ターンしたときの圧倒的スター感!

ファンの贔屓目もあるとは思いますが、ひゃーカッコいい〜さすが〜♡となりました!
これはSMAPでの経験があってこその魅せ方だと思います照れしかも年齢的なこともあるのか、もはやただのアイドル的キャーきらきらっていうだけじゃない、貫禄がありましたね〜。

 

この役をやらせる、という割り振りも見せ方も、三谷幸喜氏の役者・香取慎吾への絶大なる信頼を感じました。他の役者さんに対してももちろんそうなのだと思いますが、自分がキャストの中で1番よく知っている人なのでより理解できたというか。

 

......慎吾くんのことを語っていたら終わらない(笑)

 

宮澤エマさん右矢印

声が透き通っててきれい。歌い方も正統派ヒロインぽい笑顔
イメージとしては「天空の城ラピュタ」のシータみたいな。キキでもいいけどナウシカではない、という(ニュアンスです)
 

役の振り幅も広くて、女の子としてはあのドリフ的坊主姿とヒゲを人前にさらすのは抵抗あると思うのに^ ^; 

平清盛最高でした!


新納慎也さん右矢印

体の表現が飛び抜けて素晴らしかった!ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
老人の背中の丸め方とかオネエっぽい動きとか、なんでそんなに上手いの?! 歌も上手いしヨーヨーも上手いきらきら


人気俳優さんとは聞いていたけど、真田丸の秀次( ゚д゚) ​トットちゃんのダニー!なんだ知ってるよーキョロキョロ 見てたよー!と、後から気づきました。これからも注目したい俳優さんです。
 

中井貴一さん右矢印

ミュージカル初めてとか嘘でしょ?ほんとは劇団四季出身でしょ⁈ 市村正親か中井貴一かって感じでしたよ〜チュー

"演技しつつの歌"っていうのがまたさすがですぱちぱち
役柄によってガラリと変わるのすごい。
石油成金っぷりがたまらーん!グラサン
 

「(この舞台で) 俳優業38年のキャリアを捨てる、『ビルマの竪琴』を捨てる」っていうパンフの言葉が笑えましたw

おーい水島〜ハープえーんって私も"埴生の宿"であんなに号泣させられたのに(笑)

 

シルビア・グラブさん右矢印

初めて拝見しましたが、このお芝居を観たみなさんが主役主役と言ってるのにすごく納得です!物語的にも要の役を演っているのもあるし、夏に観た「君の輝く夜に」の安寿ミラさんばりの存在感とオーラと華やかさ!テキサスの肝っ玉母さんも、随所で登場する卑弥呼も、織田信長も、後半で慎吾くんと踊る場面も最高でした💃きらきら


川平慈英さん右矢印

シンコペーショーーーーン!

新井白石登場の場面が本領発揮の真骨頂でしたドキドキ
特徴ある声が好きです。リズム感もハンパないチュー好青年も哀愁漂うちょっと影のある役も上手い!年齢飛び越えて自由自在ぱちぱち(中井貴一さんの兄役までw)

ジュニアは賢くてピュアで、かわいかったな〜。
後半のシリアスめなシーンは胸に迫るものがありました。

秋元才加さん右矢印
いかにもザ・芸能人という感じの細さとスタイルラブラブ
滑舌良くて声も通るし、早口の長ゼリフが気持ちいい!
(演出上の都合で共通項を持たせたのだと思いますが)キリッとした才媛という似たような役柄が多かったので、他の役でも見てみたいなー。


秋元さんは異色のインガばばあもよかった!マクベスの3人の魔女役もできそう笑顔
私が観た回では床に散った紙吹雪を掃除機?で吹き飛ばすとき、コードの回収に手間取っちゃって。あそこなにかつぶやいてたけどアドリブだったかな?聞き取れなかったけど、低い声のまんまポツッと去り際につぶやくから、みんな笑ってました。
 

12/29​ 追記:

このブログを読んでコメント欄で教えてくださった方がいました♪

ここのセリフは「ああ、つらい・・・」だそうです

たしかにあの姿勢ですからね^ ^

kazumiさん、ありがとうございました!

 

 

ステージのセットはごくごくシンプルで、ミュージカルと言いつつ演奏するバンドも3人だけで、前述の紙吹雪の回収もそうだし、小道具の置き換えをうまーく組み込んでるのがおもしろかったですね。役者さんはとにかく大変そうでしたが(笑)

 

織田信長のブーツにマントにエリザベス(襟飾り)とか、みんなが知ってる”記号”の使い方がうまい。何人も出てくる歴史上の人物を、実際はともかく「この人はこういう人」と伝わるエピソードで私達も覚えているんだなと。薩摩の言葉とかすごい!女装と男装のブレンド具合もよかったです。

そして三谷さんらしく小ネタの笑いが随所に効いていて、そこもすっごくおもしろかった(〃´艸`) 
​WOWOW放送をお楽しみに♡

 

歴史上の人物、最初は誰もが知っている人ばかり登場します。卑弥呼、平清盛、源頼朝&義経。
だんだん時代が進んで、最後はそれほど有名じゃない人物や名もない兵士たちが出てきて......。
これは有名人だけじゃない、庶民である "私の" "私達の" 歴史でもあるんだなーってしみじみ思いました。
 

テキサスパート、最後の場面があの場所って鳥肌!

こうやってきっちり伏線回収する物語、好きです。

 

カーテンコールはひたすら楽しかったです。笑顔

2回目はまるでウィーンフィルのニューイヤーコンサートみたいに、ラデツキー行進曲風にみんなで手拍子拍手

今回立て続けに「No.9 不滅の旋律」「音楽劇 道」「日本の歴史」と鑑賞することになりましたが、どれも内容も受ける印象も余韻もみんな違って、それぞれにおもしろかったです。運良く観れて幸せです笑顔きらきら 舞台はやっぱり好きだな〜。再演や来年以降の動向も楽しみですね。

 

 

それでは、ここまで長々と読んでくださってありがとうございました。

 

おまけ:

パンフのキャスト全員での座談会がすごくおもしろかったですウインク

撮影:宮川舞子