と、いうわけでいわき600です。
まず事前の天気予報が、
低気圧の接近により、南風。そして雨。
特に復路の日立~銚子が最大風速20超とかヤバイ感じになっています。
前回「ぐるっと房総400」の教訓もあり、雨装備をそろえ、
しかし、気温が高めだったため結局テムレスは出番なし。
防水スプレーも、雨具に使用するつもりが雨具が搭載できず、結局100均のカッパを搭載。
バイザー用の撥水コート、塗ったあと水懸けて試したら抜群だったのに、実際に雨の中では殆ど効果なし、なんでだったのかな。
「ぐるっと房総」の時はブランク長すぎてすっかり存在を忘れていたSwissStop、
雨の下り坂でも止れたので、リムブレーキ車で雨ブルベ走る際には必須だと思います。
が、そろそろディスク車にしたいなぁ。
往路300キロ追い風
7:10スタート~21:02いわき市内
は終始追い風にて順調。
毎度おなじみのドーバーラインからの犬吠埼
往路の銚子大橋。ここが帰りには地獄の橋に・・・
吉野家の牛カレー
大洗の前後で、対向車線を走ってくるブルベさんたちが多数、ええ?もう折り返しですか??
と焦って声を掛けたら、群馬からネモフィラを見に来る400キロブルベだったそうで。
ほぼほぼ30キロ超での巡行で、しかもPCでのタイムロスを最小限に(いわゆるタッチアンドゴー)して、300キロを14時間で走っています。
300キロの最速記録。なんでそんなに急ぐかって?
翌日の悪天候が心配だからです!!
いわき市内のネットカフェに入り、4時間のレスト(睡眠3時間)十分に寝れました。
復路300キロ向かい風
なんと往路と復路で約5時間の差が。
深夜2時(貯金1時間)にネットカフェを出て、直後から向かい風爆風。
イカ釣り船?
常に吹いてるわけじゃないものの、巡行が15km/hを下回る区間が結構あって、これが上りでの減速であるなら降りで巻き返せるのでそれほど心配はしないのですが、風でのロスはそういうのもないので唯々焦りました。しかも、銚子に近づくにつれ、どんどん風が強くなる。。。(´;ω;`)
しかし脚が終わってしまったら文字通り「終わり」なので、ペースコントロールに集中。
チェックポイントでのタイムロスを極力削り、殆どタッチアンドゴー。
で、銚子大橋。
もうね、自転車ごと吹き飛ばなかったのが不思議というべきか。
僕はこの後の人生は、神様に貰ったものだと思って生きていこうと思います。(笑)
って言ったらさすがに大げさか。地元の人たちはあんな風の中を普通に行き来してるんでしょうかね?
まぁ、通行止めにはなってませんしねぇ。
で、復路スタートから最初のPC(銚子 491キロ)についたのが13:53 貯金約1.5時間
復路の走行約200キロ、ほぼノンストップで走って貯金30分+です。
この結果をどうとらえるべきか。
ポジティブに捉えるなら、あの爆風と雨の中でも、走り続ければ間にあうものだ、と言うべきか、
ネガティブに捉えるなら、貯金が無かったらパンク1回でタイムアウトだった、というべきか、
自分の貧脚を嘆こうか?自分のペースマネジメント力を誇ろうか?
まあ、そんなことはとりあえずどうでいいか。
この時点でやっと完走できるんだなと思いました。
ラストPCでやっと止まって食事をし、(ここまでは乗りながらおにぎり)
夕焼けの写真を撮りながら
ゴールです。
ブルベカードの時間記載にミスがあり、実際は37時間40分です。
地元のラーメン屋「なりたけ」で一人祝勝会。
かくして4年ぶりのSR奪還。
お疲れ様俺、長い旅でした。
最後の最後に
100均の雨合羽は100キロでやぶけた。














