記憶に残ってる学校の先生 | 新人中年営業マンの日々思うこと

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記憶に残っている学校の先生

・小学校6年の時の担任

 

この人のおかげというか、あるいはこの人のせいで中学時代が決定づけられ、そして高校に至るキッカケになったと思います。

この人は、今では問題行為になってしまうであろう、体罰+熱血教師でした。

とにかく熱い。

山下真司とか森田健作とか、懐かしの熱血教師の行動そのまんま。

笑うわ泣くわ怒るわ叩くわ。

勉強だけじゃなく、多感な小学校6年生の児童の大人への成長を促すための教育をしていたと思う。

なんせ愛情が溢れかえっていた。

 

専門は社会科ですが、趣味はランニングと登山(両方ともガチ勢)で、自宅から10kmぐらいある学校に毎日走ってくるとか。

また、自分の娘には山の名前を付けちゃうとか。

家族にしてみれば、ちょっと迷惑なオッサンだったと思う。

 

サイクリング大会とかのオリエンテーション企画も色々と考えていた人ですが、この人の企画のスマッシュヒットは当時のギネス記録を作ることになります。

まだギリギリ昭和か平成の時代に、リレーマラソンという概念はなかったと思いますが、小学校6年生の児童でリレーマラソンを企画してしまいます。

クラスで40人ぐらいいましたが、全員で100mづつを出席番号順にフルマラソンをリレーさせ、当時の世界記録保持者のデンシモ氏の2時間6分50秒を超えよう!という物です。

2時間6分50秒を100mあたりに換算すると、18.03秒未満でリレーしていくと超えることになります。

40人ぐらいなので、だいたい一人100mを10回強ダッシュする事になります。

1回ぐらいならともかく、小学校6年生が100mを10回ダッシュし、なおかつバトンリレーするわけです。

足の遅い子もいるわけですし、成功するか否かはギリギリです。

これが中学生なら確実に突破できるんですが、小学校6年生でチャレンジするあたりがスリリングですね。

お昼過ぎからスタートしたこの企画は、3時過ぎにゴールを迎えるわけですが・・・。

その記録は。

 

2時間6分48秒

 

今でもゴールの瞬間は記憶に残っています。

デンシモ氏を超えました。

はい。

クラス全員ギャン泣きです。

問題児も少なくなかったんですが、この瞬間ばかりはギャン泣きです。

せんせーってば、こんなドラマを予想していたのか、TV局もしっかり呼んでましたし。

ええ、当然ちゃんとギネスに認定されましたよ。

小学校6年生にてギネスホルダーですよ。

 

こんな先生って、もういないだろなー。

 

記憶に残ってる学校の先生

 

 

 

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