明日は母の通夜です。
告別式までに必要な事は殆ど終わりました。

このブログはもはや私のデトックスのために書いております。

また、司法書士試験受験生の皆様のブログを見ることは私の精神衛生上、控えさせていただいております。やはり前向きに勉強されている記事を読むのは心が狭い私には辛いのです。

昨日、母の部屋の整理を少しだけしました。
以前にも書いた通り、母の整理能力はもはや無いので、書類も大切なものとダイレクトメールなどがごちゃごちゃになっています。

母は生前、実家にいた頃から物を捨てないので、部屋が散らかり放題でした。物を捨てようとする私とはよく親子ゲンカをした事もあり、私に対する警戒は凄くて、表面上の片付けや掃除は喜びましたが、書類の山は触らせませんでした。
実家にいた頃、あまり母との交流が無かった妹への警戒は私ほどでは無かったようです。

そんな状況なので、まずは分類しなくてはいけません。

引き出しの中の書類を確認したら、母の区の検診結果の紙が出て来ました。

「えー?!何この結果!」

私はまずは驚き、その後、母と自分への怒りの気持ちが湧いて来ました。

実は母はこの半年から1年位で急に痩せたし、元気が無くなったと感じていました。妹にもその話をしましたが、彼女はあまり気にならなかったようです。だから、私たち夫婦だけが心配していました。

昨年11月に一緒に母の実家の墓参りに行った時に、私はその事を指摘して、一緒に病院に行こうと何度も言いました。
でも、母は区の検診を受けて、異常があれば病院に行くの一点張りで、連れて行けませんでした。12月に入ってからも区の検診には行かないので、再び病院に行こうと私が強く迫ったら、きちんと検診を受けると言っていました。

今年の1月、やはり私が病院に行こうと何度も言うと区の検診は受けたので、その結果を見て考えると言っていました。

その後、母に検診結果を確認したら「どこも悪いところは無いよ。第1、私はガン家系じゃなくて長寿家系だからガンにはならないと思う。」と言っていました。

また、先月もあまり長生きしたら、サ高住のお金が無くなると心配していました。秘密主義の母ですが、財産管理に不安を覚えたのか?私は何度も一緒に銀行や証券会社に行くうちに、予想より母はお金持ちだとわかりました。ですから、お金は足りると何度も説明しましたが、あまり理解してくれずに最後までお金の心配をしていました。

三月は割と母が元気だった事や、私自身が本試験が近づき焦って来た事もあり、母の体調の心配をあまりしなくなってしまいました。

ですから、母の突然死も予想出来ませんでした。

さて、話を母の区の検診結果に戻します。

尿検査 潜血++。えー!何これ?!
心電図 上室性気外収縮
総合所見 要経過観察

心電図の結果については正直言って、よくわからないけど、尿検査潜血++って、、、。

尿検査潜血++だったからなのか、医師の判断で血液検査で腎機能は別途検査をしており、血液検査の結果は正常でしたが、もしも私が尿検査潜血++だったら直ぐに病院に行きます!

もしもあの時、昨年11月に嫌がろうが何だろうが病院に行っていたら果たしてどうだったのか?

または、区の検診結果を見せて貰っていたらどうだったのか?

区の検診結果を聞いたのは今年に入ってからだったから、手遅れだった気はします。でも、全くする必要が無かったお金の心配をしていたので、これは嘘ですが、私が宝くじに当選して、三億あるから、お金の心配は要らないなどと言えたと思います。

夫は、私が何度か母に病院に行こうと言っていたのを知っているので、拒否したのは母だから仕方なかったと言っています。妹も、下手に検査をして悪い病気だったとしても、抗がん剤などで苦しんだりしただけ、多少寿命は伸びたかも知れないけど、母にとってそれが幸せだと思わないと言っています。

確かにそうかも知れません。

なかなか複雑です。