タイトルの行程を追っていきます。1日の取材ではなく、数日にわたっています。
さて、JR藤森駅の南の道は墨染街道です。ここから伏見桃山城が見えるとは思いませんでした。

 墨染街道を北堀公園、八科峠の方に上がっていくと変わった地名があります。道の南側、少し登ります。
 
 ここが万帖敷公園です。万畳あるのかどうかわかりませんが、中腹にある不思議な平らな土地です。石垣で造成されており、こちらは上の段です。 
 下の段を見下ろします。
 後日見た下の段です。左手の石垣の上が、上の段です。
  Google mapには万畳敷惣構跡とありました。漢字はそのままです。立ち入れないので、遺構は見えず、
ただの荒れ地に見えます。近所の住民が好きな植物を植えているように見えます。この資料だけが見つかりました。 https://m.facebook.com/kyotokoteisa/posts/%E6%B7%B1%E8%8D%89%E3%81%AE%E8%B6%85%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E4%B8%87%E5%B8%96%E6%95%B7%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%9F%8E%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%90%E5%8C%97%E5%81%B4%E3%81%AB%E4%BB%8A%E3%81%A7%E3%82%82%E6%AE%8B%E3%82%8B%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%B9%B3%E5%9D%A6%E5%9C%B0%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E4%B8%87%E5%B8%96%E6%95%B7%E6%B7%B1%E8%8D%89%E5%A4%A7%E4%BA%80%E8%B0%B7%E4%B8%87%E5%B8%96%E6%95%B7%E7%94%BA%E6%96%87%E5%AD%97%E9%80%9A%E3%82%8A%E7%95%B3%E4%B8%80%E4%B8%87%E6%9E%9A%E3%82%82%E6%95%B7%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%AE%E5%BA%83%E3%81%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB3d%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%A8/360589470782281/
 
 墨染街道は地図の八科峠通に相当します。
 八科峠の墓標です。黒田官兵衛の屋敷跡と言われています。
 逢坂山から持ってきた石のようです。
 峠路は やすらぎに似て風吹けり 石も木草もなべてかがやく  陽子
 いろんな欲を感じない、枯れた歌と思います。
 大正に生まれ、平成に亡くなった夫婦の歌人です。
 
 次に木幡の関を見に行きます。
 
 Googleによるとこの場所のはずで、公園の隣です。二方向から撮影しました。
碑も何もありません。別の場所の写真を挙げてられるHPもありました。
 
 安信児童公園です。
 
 木幡の関道はこの公園の中を通っていたとのことです。左は桃山東小学校です。
 小川が境界を流れます。
 藪の中の小道なのでしょう。
 外の道を5分ほど歩くと小学校の門です。
 校内には伏見城の石垣跡があります。校外から撮っています。
 十分近く歩くと町中に出ます。JRの駅に行き着けるはずです。
 この町は歴史がある町、戦後ベッドタウンになった町、さらに古くなりゆく町です。
 山手には秀吉の時代の遺構が残っています。散策に最適と思います。
 このページ及びページ内の小幡の関道のリンクを参考にさせていただきました。感謝します。