現在130XEで一番メディアへの露出が高いと思われるのがこちらのピアッツァ



ハチマルヒーローの表紙を飾り、おぎやはぎのクルマ番組に出演等々、とても有名ですよね


そのピアッツァにはADVANの復刻版タイプDが装着されてるのですが、新品フロントタイヤが数ヶ月で外減りにより使い物にならなくなったというコトで入庫

タイヤは酷い状態


原因は一目瞭然、フロントがポジティブ・キャンバーになってるからですね


で、作業前のクルマ画像を撮ろうとクルマを動かしたら・・・ん?

クルマをバックさせてから確認するとネガティブ・キャンバーになってる


どーゆーコト? ワケわからん

実際にキャンバー角を確認すると前進→ポジキャン、バック→ネガキャンで間違いない


まずはそうなる理由を探りマス


JRピアッツァはアッパーボールジョイントの取り付け方でキャンバーを調整出来るのですが、正常な位置になってるし結構新しいボールジョイントがついてる

ロアーアームをジャッキアップして各部にガタや問題が無いかチェックするも正常

うーん・・・・困った


テンシヨンロッドは過去に触った痕跡がみられますが、ブッシュは古いままのよう
(キャスター角の調整をしたんですかね?)


ということで今回はテンシヨンロッドのブッシュとロアーアームのブッシュを交換後、アライメント調整するということでオーナーさんから了解を頂きました

注文部品を確定させるために少しバラシ始めたらスタビライザーエンドリンクのブッシュが溶けてるのを発見


右アッパーボールジョイントのブーツもパックリ


で必要な部品をいすゞへ発注、スタビのエンドリンクはブッシュの交換ではなくリンクごと社外品(ACデルコのアメ車用)に交換

更に前後ともスプリングをカットしてローダウンさせ、ワイトレを入れてホイールを外に出すというご用命も頂きました

果たしてどうなることやら

続く