昨日はボクシングの日、そして小國以載さんのバースデー、そしてアナのバースデーでもありました
昨晩は月1での花形ジムメンバーでの飲み会(…と言ってもボクサー多いんでお酒飲む人は半分以下)
で、最近疲れに負けてジムをサボっていたアナに
「会長もさみしがってるから来ない?今回、会長も来るし。」
と戸部会と呼ばれる集まりの幹事?の元選手のライアンからお誘いを頂いたので行ってきました
思いがけず、皆さんにバースデーのお祝いをして頂いて感激の楽しい会でした
その模様は改めて、という事で、田口×ブドラー。
試合前はブドラー、たぐちんより小ちゃいしリーチもたぐちんとはかなり差がありそうで、体格的にはたぐちん有利なのかと思っていたんだけど、
初回観て強打はなさそうなものの、積極的に前に出てバリエーション豊かなコンビネーションで躍動感溢れる動きを見せるブドラーとそのスピード感にイマイチ対応できなそうなたぐちんを観て、
…え。たぐちん負けちゃうの?と思うも、いやいや、世界戦、12ラウンドあるんだから。たぐちん、後半強いし、初回は様子見だって。と慌てて思い直してみる。
2回になってもリズミカルに動いて上下に打ち分け、相変わらずのサイドに動きながらの華麗なコンビネーション、強い踏み込みからのワンツーなどで圧倒するブドラー。
でもいくらなんでも、この動き、フルラウンド出来…ないよね?フツウ…。きっとどこかで失速するはずだよ、うんとか思ってみる。
終了間際、ブドラー陣営から「ビューリホォー!」の声。たしかにね…
3回も圧倒的な手数のブドラーなんだけど、パンチの精度、強度という面ではたぐちんのほうが上回ってないかな?
でもブドラーのペースには変わりないし、印象をブドラーにもってかれるとこはあるんだよなぁ。
4回、左に右に動きつつ左右ボディを執拗に打つブドラー。左右ボディを打たれながらロープに押し込まれるたぐちん…相当見栄え悪いよー
5回、たぐちん、気持ちを切り替えて前に出てボディを中心に打ち、ブドラーの動きを止めようと試みる。
たぐちんの左ボディで一瞬動きが止まったようにも見えたブドラーだけど、この人、打たれた時ほど、その後にめっちゃ手数で打ち返して相手に完全に印象が傾かないようにしている感じ。
6回、頭の位置を自在に変えつつ左に右に動きながらパンチを打ち込むブドラー。彼はロマチェンコの動画をよく見て研究してるらしいけど、確かにちっちゃなロマチェンコやー
7回、ようやくブドラーの動きが若干落ちてきてるのあって、たぐちんのパンチがよくヒットする。行け!たぐちん!
8回以降、ポイントポイントではたぐちんのパンチがヒットするシーンもあるんだけど、動き的に前半のような勢いはないものの、スピード感あるコンビネーション、ブドラーのヒットの印象がとっても強い…。
もう倒すしかないよ、な展開なんだけど、こんな動きする人倒すのはかなりハードル高いんじゃないの?と思っていたんだけど…
ラストラウンド、判定勝ちを確信するブドラーが距離を取ってこのラウンドをやり過ごすつもりっぽかったんだけど、ブドラーの打ち終わりのガードの空いた顎に左フックを見事にヒットさせて会心のダウンを奪うたぐちん
えーかっこよくないー
顎にあんなにキレイに左フックがヒットしてたのはリプレイを観てわかったことなんだけど、リプレイなしでも明らかにパンチが当たってダウンした感じだったのにレフェリーはスリップ裁定。
テレビの前でひとりブーイングしましたよ
でもここまで明確にダウンの瞬間が残っている映像あるんだからどう考えてもダウンでしょ。と公式発表の前にアナ採点で10-8に。
その後、検討の上、レフェリーの裁定は覆り、ダウン認定されたんだけど、それにしてもなのよねぇ。
公式採点では3者、113-114の1ポイント差のユナニマスでブドラー勝利。
会場から「おかしーだろ💢」の怒号が上がってたけど、おかしくはないよ、全然…残念ながら。
アナのヘボ採点では112-115でブドラーでした。アナにはダウンがあったにせよ、1ポイント差の接戦にはどうしても見えなかった。
ダウンの後のブドラーはなりふり構わずクリンチの嵐で、やっぱりあれだけ顎にきっちり打ち込まれて相当なダメージが想像される感じだったからなんとか追撃で倒して欲しかったとこなんだけど、
打ち疲れもあったのか、概ね相手のペースで戦うといくら後半に強いと言われるたぐちんも疲労が溜まるのか、ブドラーに追撃を分断されてしまった以外にも倒しきれなかった要素はあったなーと思いました
ラストであのダウンを奪うたぐちんはやっぱり、魅せるねぇ〜って思うけど、相手もわかりやすくダメージ負ってたから倒し切れたらなぁ、もったいないなぁ。…と思いながら
ベランダでチョコミントアイスを頂くアナなのでした…。