スポットライトを浴び、
楽器を演奏し、
歌を唄う。
とても輝かしいライブ。
しかし、
その一瞬のために日々どれほどの練習を
積み重ねていることか。
1歩1歩地道に歩いていく登山、
白紙から1筆1筆書き込む絵画、
1ページ1ページめくる読書。
なんと地味な響き。
しかしライブだってそこに至る道のりに輝かしいものは一欠片もなく、
むしろ年に数回のライブの為に練習しているならば、
もしかしたら1番地味なのかもしれない。
さて、エレアコよりまずマイク買えや!
とバンドメンバーからアドバイスがあり、
それもそうだと楽器屋さんへ。
「低音がモコモコせずクリアに聞こえて高音も抜けが良くなおかつパワフルに聞こえるようなハスキーボイスというよりダミ声に近い私に向いていてライブハウスのPAさんがこのマイクメンドクセ!って思わないマイクくださぁぁぁあああいっ!!」
という私の無理難題にオススメしてくれたマイクは2つ。
さらにその中で特にオススメされたのが、
SHURE BETA58A
すごくこれをオススメされた。
しかしお高い買い物なので即決できず。
「今決めなくても大丈夫ですよ!
ゆっくりご検討下さい!」
と言われ名刺を渡された。
優しい店員さんだなー。
有り難い。
と、感謝しつつ名刺を読むと、
「ドラム担当」
と書いてあった。
え?
あれ?
楽器店の中のドラム担当?
うん、えーっと、
きっとね、
店員さんは全てに詳しいんだろうね、
あー、でもさ、
んー、
機材担当者いませんか?
もっと詳しい話が聞きたいよー。
まぁでも、
確かにド定番の上位互換だろうから、
私みたいな素人には扱いやすいのかも。
そう思えばマイマイク1本目には
良いのかもしれないなぁー。