ここ最近の毎日ですが、午前中は配属先の教育局で書類作成や会計処理など事務的なことをして、午後は学校で体育の時間に運動会の練習をしたり、実行委員の生徒たちと準備を進めたりしています。
カンボジアで運動会なんてしているわけですが、実は私はバリバリの文化系です。
逆上がりができたことも、50m走9秒切ったことも、握力が25kgを超えたことも生まれてこのかたないわけです。
日差しが強い炎天下の太陽の下、日当たりのよいグランドで2時から4時までラジオ体操をすればクタクタになるんです。
400以上の筋肉を何度も何度も動かせばしんどいわけです。
しかも生徒の手前、適当にふにゃふにゃやるわけにもいかないのです。
そうしてくたくたになった後、ベンチでまどろんでいらっしゃる校長、副校長と世間話がてら、運動会について色々と話をしました。
その中の話題で「賞品どうする?あげる??」という話題がでました。
前回の学校では、上位3位までにノートとペンが配られました。
これはJICAのお金ではなく、校長が自らスポンサーを探してきて買ってくれたのです。
加えて私の配属先の青少年課も課の予算からノートを買ってくれました。
カンボジアでは、バレーやサッカーの大会などがある際は、必ずこういった賞品が配られます。
「賞品なんてなくってもいいじゃん。学校のトロフィーあるし。」と私は思ってしまうのですが、
カンボジア人的には賞品ってやっぱり欲しいよね。って雰囲気なのです。むしろ必要だという感覚のようです。
校長「賞品はJICAで支援してくれないのか。」
わたし「道具とか学校で皆で使えるものは多少は買うけど、賞品は生徒個人にあげるものだからJICAでは買えないよ。」
校長「カンボジアは貧しいんだ。お金がないんだ。日本はお金がたくさんあるだろう。」
・・・・・と、いつも揉めるのはお金の話。
先生の給料は月100$未満、確かにお金がないし、学校としての予算もすくない。
それは事実だし、理解している。
JICA、日本人、ボランティアとくれば、どうしても「ドナー」だと思われてしまう。
カンボジアは「ドナー」がいっぱい。
すぐに「お金」を求められてしまいます。
挙句の果てに・・・・
校長「JICAもピアリーもケチだな!」
ときたもんだ!
いつもは温厚な私も
「校長のバカ!もう知らない!!」
と背中を向けて帰りたくなりました・・・。
すぐに「お金」を求めてくるのは、カンボジアの内戦後からの支援慣れだとか色々要因はあるのですが、宗教的、文化的な背景もあります。
この国では「持ってる人が払うのが当たり前」なのです。
街で物乞いにお金を渡すのは欧米人だけではありません。カンボジア人も日常的にお金を渡している様子をよく見かけます。
これは「貧しい人に施しを与えることで徳が積める」という仏教的な考えが元だったりするそうです。
学校の先生たちと食事に行けば、当たり前の様に校長がお金を払うし、周りの先生も特にお礼を言ったりとか気をつかっている様子もありません。
そこにポツンと私のような「金持ち日本人のボランティア」が来れば、「JICAが払って当たり前」になってしまうわけです。
これも文化の違いだなと思うのですが・・・・・。
慣れてるつもりでもついイライラしてしまいます。
でもやっぱり子どもはかわいい。
左に写ってる男の子が、前から
「先生は僕のオーン(年下の兄弟のこと)に似てる!同じ顔だ!目のほくろも一緒なんだよ!」
と言っていたので、
「へー、私に似た妹がいるんだな。」
と思っていたら
弟でした。
ちょっとショック。
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