とてもツラかったアルバイト | PiaPiaスタッフブログ

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八王子パスタ屋さん。

どうも、ピアピアの社長です。

 

今アルバイトさんを募集していますが。。

私が学生時代にやっていたアルバイト環境とかなり変わったなぁ、と思います。

 

 

約30年前ですからね、私が「中学3年」で最初にやったコンビニの初アルバイト。

コンビニのオーナーが「中学生が面接に来た」って面白がって採用してくれたんですよ。

レジでにくまん手渡しで客に渡して先輩に怒られてました。

中学生でよく働けたな・・・色々ゆるかったんですよ。

 

 

大学卒業まで色々アルバイトをやりましたが。

忘れられないとてもツラかったアルバイトがあったので回想してみます。

 

 

ツラかったアルバイトNO1、それは高校生の夏休みの時に働いた「製缶工場」です。

 

 

業務内容はコーラの缶が何千何万個とベルトコンベアから流れてくるので、

缶に印刷のズレがあったら取って捨てる仕事です。

 

これが夜勤なんですよ。一晩寝ずに働いて7500円だったかな。

18歳未満は22時以降は働けないハズなのですが。

高校生なのに余裕で採用されてました。ホントゆるかったんですよ。

高校生には美味しいお小遣い稼ぎだと思って働いたのですがこれが本当にキツかった。

 

 

まず食事休憩以外は一晩中立ちっぱなしです。

動くことも出来ず缶を見てるだけ。その状態で立ちっぱなし。基本これがツラい。

見てるだけ+立ってるだけ、というのが本当にツラいです。

 

食事休憩ですがこれも酷かった。

何が酷いって食器やハシが汚い。本当に汚い。なんかこびりついてる。

無料とはいえ飯がマズイ。マズイを通り越してなんか汚い。何かのエサ。

 

そして退屈です。人生で一番無駄な時間だったと思います。

流れてくるコーラの缶を見てるだけですからね。全然時間が経過しません。

何か作業的な事があればやる気も出るのですが見てるだけですから。

機械の印刷ミスなんてほぼ無いから見てるだけになります。

1時間もすれば網膜にコーラの缶が焼き付いて、目を閉じても開けてもコーラの缶だらけです。

考えてる事は「座りたい」だけです。

 

そして働いている人たちです。これが一番ツラかった。

 

初老くらいのおじいさんが仕事中におもらししました。片づけるのは私でした。

あと暇すぎなのかずっとちんこ触ってるおっさんがいました。あれはホントに気持ち悪かった。

あと食事休憩中に近寄ってきて高圧的に説教始めるおっさんもいました。

「俺の言う事をきかないとシフトに入れてやらないぞ」みたいな説教でした。

たぶん話し相手が欲しかったんでしょうね。

で、会話のネタがないから無意味な年齢マウントの説教になる。

ちなみにおっさん達が食事休憩中に読んでる本はエロ本です。

働いてる全ての人たちが無気力、人生どうでもいい感、人生諦めてる、笑顔無し。

 

 

ここは現世の地獄なのか。

こんな職場で働きたくないから大人になったら頑張ろう、と思いました。

(まあ大人になったら転職を重ね、行きついた先で更に酷い職場で社員になったのですが)

 

 

ちょっと長くなってしまいました。

 

この辺で回想終了しときます。