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ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

幻想水滸伝というゲームがある。

ナンバリングタイトルは5まで出ているが

最新の5が出たのは2006年。

かれこれ20年近く、ナンバリングの

最新作は出てない。


私が幻想水滸伝に出会ったのは

大学生の頃だったからもう10年以上前になる。

その頃、教えてくれたバイト先の社員さんに

「全部やるから10年待ってください」

と冗談半分に言ったが

本当に10年かかった。


今日、やっと幻想水滸伝5をクリアした。


時間がかかる理由は

実況動画で投稿してるから。

喋りながらだと1日にやれる量に限度がある。

あと、初見で1回クリアした後に

全部攻略情報をノートにまとめたうえで

完全クリアを目指した2周目をやる。

なので1つのタイトルが終わるまでに

2〜3年かかる。

今日クリアしたのは幻水5の初見なので

このあと2周目が待っているわけだけど

何も知らない状態で

新鮮に楽しめるナンバリングタイトルは

もうない、というのがすごく寂しい。



幻水5の舞台は女王が統治する

ファレナ女王国という地方で

主人公は女王の長男、王子様。

まだ小さくて可愛い妹がいる。

ファレナ女王国では男性の王族は地位が低く

王位継承権もないため

次期女王は幼い妹の方。


幻想水滸伝の世界には

紋章と呼ばれる魔法のようなチカラがあって

特に強大な威力を持つ紋章は

27の真の紋章と呼ばれている。

そのうちの1つ、太陽の紋章を

女王は宿している。


女王国ではあるものの

元老院の貴族が実権を握っており

2つの名家の当主が元老のトップ。

片方は紋章の力を使って

外国に力を示し豊かな国を目指す思想。

もう片方は外国と商売を積極的に行い

豊かな国を目指す思想。

当然、両家はバチバチだし

他の貴族も、王宮内でも

派閥ができているような状況。



というところから物語が始まる。

意外と現実的というか、難しい。

これをどうやったら平定できるのかわからん。


結局色々あって、主人公の王子は

王宮を追い出されてしまい

世界各地を巡りながら

108人の仲間を集めて

王都奪還を目指す、というのが目的。

私は初見ということもあり

頑張ったけど108人中81人までしか

仲間を見つけられなかった。


幻水は毎回108人の仲間が登場するが

全員が全員、戦闘が得意なわけではない。

今回の幻水5で言うと

料理人とその娘だったり

多彩な声色を使いこなす人形劇師だったり

新聞記者だったり、倉庫番だったり

本当に様々な人が仲間になるから面白い。

で、それぞれにちゃんと役目がある。

料理人は決戦前夜にみんなの弁当を作る。

人形劇師は姿を隠して声色で敵を欺く。

新聞記者は腐敗した貴族の実体を

公平な視点で書いて世間にしらしめる。

倉庫番は言わずもがな、アイテムを

預かってくれる。

そういうところが、幻水の好きな部分。


幻想水滸伝シリーズは色々やってきたけど

なんだかんだ1が1番好きだった。

1でも住んでた王都を追われて

転々としながら仲間を集めて力をつけて

最後に王都へ帰る、という物語だった。

これが初めてやった時に

とても綺麗な物語だ、と感動して

1番好きなんだけど

今回の5もそれと似た構造で

とても面白かった。

1と並ぶくらい好きかもしれない。


キャラクターもマジで良かった。

108人もいてもちゃんとそれぞれに

思い出がある。

ストーリーが進むたびに

本拠地にいる仲間のセリフが

こまめに変わった。

それから最終決戦の前夜には

各々が決戦前夜を過ごしている。

仲間と酒を飲む人、家族と過ごす人

1人で夜風に当たる人…そういう会話を

丁寧に見て回ったから

結構全員に対してちゃんと思い入れがある。


こんな素晴らしいナンバリングタイトルを

作ってくれたのに

それから発売がないなんて。

幻水ファンが6を熱望する理由も分かった。


ナンバリングじゃないが

同じ世界線の新作は

今年の3月に発表があって

現在製作中だそうだ。

それは時系列で言うと5のすぐ後。

1の少し前らしいので、すごく楽しみ。


でもその前に、攻略ノートを作って

2周目をやらないと。

幻水5をやりつくすには

まだまだ先が長いぞ。