終盤のネタバレはしません。
ニンドリというゲーム雑誌で
チラホラ名前は見ていたゲームが
2月に発売した。
発売記念で安くなっていたので
とりあえず買った。
都市伝説自体が、私は全く
興味のない分野だ。
オカルトとかもそうだけど
割と現実主義な方なので
信じてないし興味もない。
加えてホラーゲームは苦手なので
都市伝説というとちょっと
ホラー要素もありそうだし
正直、あまりやるつもりはなかった。
が、とにかくネットの評判が良い。
物語を読んで推理していくような
アドベンチャーゲームは私も好きなので
これはネタバレを踏む前に
やっておくべきではないか?と思い始めた。
正解だった。超面白かった。
その名の通り、都市伝説を解体する活動を
行っている「都市伝説解体センター」の
新入調査員、福来あざみが主人公。
あざみは、人の痕跡の影を見ることができる
念視という特殊能力を持っている。
センター長の廻屋渉は車椅子で
センターから出ることはないため
あざみが外へ調査へ行くのだが
廻屋は千里眼という特殊能力があるため
あざみの調査内容もお見通し。
調査をもとに、都市伝説を「特定」し
そして謎を解き明かして「解体」していく。
そんな感じのゲーム。
見ての通り、ドット絵のゲームなのが良い。
それに重なる電子音のBGMが
またミステリアスで不安を煽ってくる。
安いゲームなのでプレイ時間も短く
10時間程度でクリアができた。
選択肢を間違えてもペナルティがないため
ゲームが苦手な人でも
選択肢を総当たりすれば
必ずクリアできる仕様になっている。
ネットで話題になってる要素の1つに
「SNS調査」がある。
主人公が立ち向かう怪異現象について
道中の車内でSNS検索を行い
噂を調査する、というパート。現代的。
このSNSに書かれた文章が
リアルだと話題になっている。
混沌とした感じ。
役に立つ意見が少なくて
殆どは意味のない投稿なところ。
相手の顔が見えないのを良いことに
煽ったり、批判したり
負の感情がダイレクトに伝わる投稿もある。
いわゆる「カスのインターネット」の
解像度がめちゃ高い。
読まなくて良い投稿が殆どなのだけど
つい1個ずつ主人公たちの反応を
見たくなってしまうというか。
ひたすら文字を読んでるだけなんだけど
これがなかなか面白かった。
心配していたホラー要素はあまりなく
問題なく最後まで遊べたのも良かった。
ネタバレに配慮すると
これ以上のことが何も言えない。
クリアした人たちは口を揃えて
「たすけて」
とSNSで呻いている。
その様子がまさに都市伝説のようじゃないの。



