ランチ | ペッターの話

ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

職場の人とランチに行くことが増えた。

殆ど誘われるがままなんだけど

今回は自分から誘ってみた。


年末、忘年会前に

「ペッターさんと話してみたいので

忘年会でご一緒させてください」

と言ってくれた方がいたのだが

結局タイミングが合わず

忘年会で話せなかったことが気がかりだった。


しかし年明けからは忙しくて

どのタイミングで誘って良いか分からず

今になってしまった。


この人、一時期はちょっと

苦手だなと思ってたこともあった。

言い方がキツい時があるというか。

でも理不尽なことを言うわけではないし

基本穏やかで明るい方なのと

唯一、部内で同い年なので

私も一度話してみたいと思ってた。



結論。楽しかった。


気を遣ってくれたのだろうけど

積極的に話してくれて

聞き役にまわれたのが良かった。

でも自分が一方的に話すのではなく

ある程度話したらこちらにボールを

投げてくれる。

ちゃんと会話ができる人だから

話しててストレスがあまりない。

コミュニケーション能力、たか。


お子さんが産まれたばかりで

まだ1歳ちょっとだった気がするけど

仕事はフルタイムで働いている。

(1時間早く出社・退勤はしてるけど)

それだけでも私は彼女を尊敬する。

私なんて自分の面倒だけで精一杯なのに。

朝5時半に起きて、ご飯の支度して

お子さんにご飯食べさせて

着替えさせて保育園の支度をして

6時50分に家を出てると言っていた。

私はその時間、絶賛布団の中ですけど。


「大変ですね……」

と労うと

「大変だけど

自分が望んで産んでるからねぇ」

とサラッと返された。

そうだけど、それにしたってすごいよ。


プライベートの話は殆どしたことがなく

年末ごろに人づてで

舞台観劇が好きらしいということを知った。

その話を聞きたくて誘ったのだけど

意外とゲームや漫画も好きなようで驚いた。

産休中にひたすらSwitchで

ゼルダの伝説をやってたとか。

漫画は最近電子書籍にしたけど

ワンピースとハンターハンターは

紙で買ってる、とか。

宇宙兄弟の話が出たので

「宇宙は好きなんですけど

読んだことはないんですよ」

と話したら前のめりに

「お貸ししますよ!!」

と言われ、来週持ってきてくれるらしい。

同い年だから、出てくる作品も共通で

とても楽しかった。


舞台観劇の話を聞いたら

ミュージカルとかも好きらしくて

劇団四季の良さを教えてもらった。

私は高校生の頃に芸術鑑賞教室で

劇団四季のCatsを観たことがあるが

話の内容についていけず途中寝てしまったので

劇団四季にはちょっと苦手意識がある。

言葉を慎重に選びながら

「昔、挫折しちゃったんですよね」

と白状すると

「Catsは確かに分かりにくいかも。猫だし」

とフォローしてもらえて良かった。


この話なら分かりやすいとか

この話は曲が良いけど内容が暗いとか

色々オススメを聞いてるうちに

私も興味がわいてきたところに

「ペッターさん誘って舞台行きたい…」

とポツリと聞こえたので

「ぜひ誘ってください」

と二つ返事で返した。

自分からじゃ絶対行かないので

視野を広げる良い機会だ。


仕事でちょっと苦手だと思っても

話してみると意外と趣味が合ったり

するのかもしれない。

勇気出してお誘いして良かった。



ところで。

私は今の会社の面接を受けた時

2回ともリモート面接だった。

2回目の面接で内定を頂いたあと

「会社に一度も来たことがないと

不安だと思うので

このあと来社いただくことは可能ですか?」

と言われ、急遽出向いた。


その時、対応してくれたのが

舞台好きの、この人だった。


部屋やフロアを軽く案内したあと

休憩室に座って、色々質問に答えてくれた。

「面接じゃないので

なんでも気軽に聞いて大丈夫ですよ」

と言ってくれたのでお言葉に甘えて

「経理未経験なんですけど大丈夫でしょうか」

「皆さん朝は何時ごろ出社されてますか」

「服装自由と聞いてますが

どの程度まで許されるでしょうか」

など、面接で聞けなかったことを

いくつも聞いた記憶がある。

それに対して笑顔で

「私も未経験で入ってるので大丈夫ですよ」

「結構ギリギリに来てる人が多いですね」

「特に決まってないですよ。

部長なんてたまにジャージですし」

と答えてくれて

あぁ、この人がいるならやっていけそうかな…

と思うきっかけになった。


と、いうのはまだちょっと恥ずかしくて

ご本人には言えてない。