弟が所属してたバンド
「青よりブルーがかっこいい」
通称「アオブル」が初ワンマンライブを行った。
行こうかどうしようか、と悩んでいたら
メンバーの方から直接ご連絡をいただき
関係者チケットを用意して下さったので
父と2人で行ってきた。
アオブルは、以前もブログで書いたと思うが
珍しく結成の頃から弟に話を聞いていた。
「明日、新しいバンドの衣装を買いに行く」
「今度のバンドのデビュー曲を
レコーディングしてきた」
「初めてライブをやってきた」などなど。
デビュー曲は仮MIX状態で聴かせてもらった。
ただ、そうやって話は聞いてたものの
ライブには行ったことがなく
活動をあまり追ってなかった。
応援はしていたが
あんまり干渉すると嫌がるので
YouTubeで曲があがれば聴く程度。
弟が亡くなった時に、周りに向けて
訃報を流してくれたのは
冒頭でLINEをくれた方だった。
メンバー全員で自宅に弔問も来てくれた。
ノートパソコンに新曲のギターが
残っているはずだ、と教えてもらって
必死に探した。
弟が途中まで録音してたギターを使って
最後の新曲を完成させてくれた。
その後、ベースとドラムも脱退して
現在は2人で活動を続けている。
その、5人での最後の曲が
今回のライブ1曲目だった。
登場して暗転したステージから
突然この曲が始まって
ちょっとホントに涙腺がヤバかった。
うわー、いきなりか。
ギターは別の人がサポートで入っていたが
ちゃんと弟のギターをコピーしてくれていて
知ってる通りのアレンジで弾いてくれた。
(この曲はギターソロまで録音されておらず
音源のソロは別のメンバーが弾いた)
からの2曲目も弟が参加した曲。
MVが唯一実写なので
弟が映ってるのが脳裏に浮かんだ。
わー、結構キツイな。
私たちの個人的な事情はともかく
演奏がとても上手かった。
マジで音源そのまま。歌も演奏も。
ドラムの人は元メンバーが
一夜限りのサポート復帰だったけど
2曲目に入るドラムソロもそのまんまで。
途中、YouTubeにない曲もいくつかあった。
名前だけは聞いたことがあった。
確か、弟のノートパソコンに
譜面が残っていたので
きっとライブで演奏してたんだろう。
ボーカル2人のソロ曲も1曲ずつやって
再びバンドが加わって新曲を2曲もやって。
どれだけこのライブに向けて
準備を重ねてきたんだろう。
2人とも別に本業があるはずなので
相当大変だったんじゃないかな。
最後の曲はデビュー曲だった。
たまたま、夏目漱石をモチーフにした曲で
漱石ファンとしては
ツッコミどころがあるんだけど
それでも良い曲だ。
この日はたまたま満月だったし
そういう意味でもピッタリ。
ライブ後にメンバーさんに感想送ったら
「私も夏目漱石のギターソロで
泣きそうになりました」
と返してくれた。
もう1人も、前日にTwitterで
弟のことを書いていた。
2人はちゃんと前に進んでいるけれど
弟のことを忘れずに
一緒に活動した日々の延長として
進んでくれているのが
どれだけ嬉しいことか。
弟が亡くなってメンバーも抜けたため
アオブルは長く活動休止状態だった。
このまま解散してしまうかもしれない…と
覚悟していたけれど
2人がアオブルの名前を残して
活動を再開してくれたから
私と父もライブに来ることが出来たわけで。
本当に感謝しかない。
アンコールでやった曲は
一見コミックソングっぽいけれど
これも投稿直後にメンバーの方が
弟のことを書いていた。
「最終的に、彼にとっての救いが何だったのは分からない。
だけど、いつかタイムスリップした時のために、彼に会う時まで、今よりも強く優しく、素敵な自分でいたい。
そう思って毎日を送れていることそれ自体が、私にとっての救いであることは間違いないのです。あなたに出会えてよかった。
そんな歌です」
これを知っていると
夏目漱石→タイムスリップの流れも
2人から弟への思いを感じられて
ちょっと泣きそうになった。
後で写真を色々見返していたら
同じ会場でライブ準備をしている
弟の写真があった。
「始まりの地」と言っていたけど
本当にアオブル初ライブの
場所だったのかもしれない。
(追記。ぐぬぬのMVにも映ってたゎ)
来年は弾き語りツアーをやるらしい。
彼らの作る曲はポップでキャッチーで
かつ独特の視点で書かれる歌詞が
頭にガツっと引っ掛かる。
それで歌も演奏も上手いしMCも上手だし
もっと多くの人に届いて
たくさん売れて欲しい。
そしたら私は超ドヤ顔で
「あの曲でギター弾いてんの弟なんすよ」
って自慢するので。