桜井政博さんといえば
言わずと知れたスマブラを作った人。
カービィもそう。
私はカービィは殆どやってないけど
エアライドは嫌というほどやったし
スマブラも散々遊んでいるので
幼少の頃より大変お世話になっている。
桜井さんがYouTubeチャンネルを
開設した時は即登録をした。
ここ2〜3ヶ月でYouTubeを
よく観るようになったけど
元々は全く観ていなかったので
私がチャンネル登録する、というのは
結構どえらいことだった。
しかも、投稿された動画は全部観ている。
(既存動画のまとめは除く)
このチャンネルの動画は
本当によくできている。
有隣堂のYouTubeの面白さを
考えた時と重複するけど
やっぱり1個の動画時間が短く
テーマがはっきりしていると観やすい。
桜井さんの動画は多くが5分未満。
内容は、ゲーム作りにおいて考えること。
「企画」「仕様」「ゲーム性」「UI」
「エフェクト」「サウンド」「広報」
など、話題がカテゴライズされており
そこから動画ごとに
細かくテーマが分かれている。
最近の動画だと
「ゲーム性」カテゴリの中の
「ハンデによるバランス調整」だったり。
「サウンド」カテゴリの中の
「ファミコン音源」だったり。
ほか、「雑談」や「仕事の姿勢」など
桜井さんの考えを聞ける回もある。
これだけしっかりカテゴライズされてると
自分の興味がある動画を探しやすい。
私は全部観たくて観たけど
例えばグラフィックについて知りたい、とか
明確に興味が決まってるなら
そのカテゴリの動画を観れば良い。
これだけ娯楽が溢れている中で
各自が求める動画を
いかに見つけてもらいやすくするか、は
結構大事なことだと思う。
動画時間は短いけれど
構成はしっかりしている。
まず最初に短い導入がある。
簡単な概要だったり、問題提起だったり。
それから本編に入る。
イラストや実際のゲーム画面を例に出し
より伝わりやすい工夫がされている。
最後に軽く締めて、終わり。
全編に字幕が入ってるので
説明も頭に入りやすい。
専門的な話をすることもあるけど
講義というほど硬くはなく
時にユーモアを交えたトークもしてくれる。
スマブラの広報の時も思ったけど
この人、話が上手いんだゎ。
内容的にはゲームを作る人向けだが
説明はそれ以外の人にも分かるように
易しく噛み砕いてくれているので
こんなこと考えてゲーム作ってんのかぁ
と、裏側を知ることができるのが楽しい。
「何故面白いのか」
を考えるのは私も好きだけれど
桜井さんのように細かく分析して
的確に説明することはできない。
なので、代わりに言語化してくれるのが
大変気持ち良い。
1番は印象に残っているのはやっぱり
「リスクとリターン」の話。
かなり初期に投稿された動画だが
冒頭でもお話しされてるとおり
ゲーム性の基礎となる話なので
この後も何かにつけて出てきた。
なので、印象に残っている。
動画内で挙げられた例を引用すると
マリオでいうリスクは敵との距離。
敵から離れていれば
やられるリスクは低いが
敵を倒す(リターンを得る)こともできない。
敵が近付いてくるとリスクも高まる。
1番接近しリスクが高まったところで
ようやくこちらも攻撃することができ
敵を踏んづけてやっつけることができる。
この、リスクとリターンによって生まれる
駆け引きが、ゲームの面白さ。
マリオの面白さを言語化されたのは
初めてだったのて、これは興味深かった。
今までも散々語ってたんだろうけど
ファミ通のコラムとか読んでないので。
例えばRPGなら強敵を倒せば
多く経験値が手に入るし
ぷよぷよとかなら上の方まで積んで
ギリギリのところで連鎖を発動させれば
相手に大量のおじゃまぷよを送れる。
ほかのゲームの面白さも
リスクとリターンで説明ができる。
あと別の意味で驚いたのはフレームの回。
なんでフレームを正確に計れんだ?
人間ストップウォッチか???
これがプロのゲームクリエイターか…と
唖然とした記憶がある。
そんなお気に入りのチャンネルが
22日で最終回を迎える。
まぁ、永久に続けられるような
コンテンツでもないし
始まれば終わりもあるけれど
これだけちゃんと観たチャンネルは
唯一だったのでとても寂しい。
けど、いまブログに引用するために
動画一覧をスクロールしたら
えげつない数の動画があった。
これだけのコンテンツを供給してくれたことに
感謝しかない。
桜井さんくらいハッキリと
面白さを言語化出来るようになりたいけど
それは無理だろうなぁ。
全然歳を取らないしフレーム計れるし
両手で別々のコントローラー操作して
1人でスマブラ対戦できるし
ワンチャン、人じゃない可能性がある。