夏イベと50周年 | ペッターの話

ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

8月17日と18日に通称「夏イベ」と呼ばれる

毎年恒例のアルフィーさんのライブがあった。

そしてその翌週25日には

50周年記念コンサートが行われた。


コンサート行けるなら元気じゃないか!

と言われるのも嫌なので

呟くことはしなかったけど

まぁ、何も言い返せない。

流石に3公演あわせて

7万オーバーのチケット代を

捨てるのももったいなかったし。


本当に神セトリで良いライブだったけど

いつものように「最高ー!」とはしゃげず

演奏中はボンヤリとライトを振り

混雑した帰り道で「楽しかった…よな?」と

首を傾げていたので

やっぱりちょっと参ってたのはある。



夏イベは横浜にある新しい施設の

Kアリーナで行われた。

こけら落とし以降

良くない話題が絶えないので

心配していたものの

音は良く、座席も広くて

遠い席でも割と観えた。

最初の頃から言われ続けている

終演後の駅までの道のりは確かに地獄で

規制退場していても人、人、人。

隣のアンパンマンミュージアム辺りまで

自由に歩くことも難しいほど。

あれは本当になんとかして欲しい。


1日目はなんとアリーナ7列目だった。

初めて取れたアリーナのチケット。

ただ、かなり端っこの方だったので

センターステージに立たれると

真横少し後ろから見る形となり

殆ど見えなかった。

普通のステージでも

真ん中の坂崎さんまではかなり距離があった。

2日目は3階席で距離はあれど視界は良好。

1日目と違ってステージ全体が把握できた。

どっちも味わえたのはとても良かった。


1日目の1曲目は「サファイアの瞳」だった。

5月〜6月頃に唐突にハマって

一時期リピートしていたので

あの印象的な前奏が始まった途端ハッとした。


そこから往年のヒット曲が多く演奏された。

観客が聴きたかった曲も

この辺なんじゃないだろうか、というくらい

良いセットリストだったと思う。

アンコールでは高見沢さんがまた空を舞った。

sweat&tearsでようやく坂崎さんが

こちら側の端っこに来てくれて

目の前のマイクで歌ってくれた。

ライブでは過去1番近いくらいの距離だったが

坂崎さんを見たのは5月末のフォーク村以来で

前回は隣にいたんだな…と変な気分だった。


アリーナの端っこだったけど

ギリギリ銀テープが飛んできて

足元に2本落ちた。

そのうち1本を拾おうとしたら

隣のおばさんに2本とも奪われてしまった。

ガッカリしながら隣を見たら

おばさんは他にも拾っていて

4〜5本手に持っていた。

態度には出していないけれど察したのか

曲が終わった後におばさんが振り向いて

「1本いりますか?」

と、握ってシワだらけになった銀テープを

譲ってもらった。


2日目は1曲目から違う曲で

全体的に半分くらいは曲が違ったと思う。

この日だけ演奏された「夕なぎ」には驚いた。

ファンになった頃から好きな曲だけれど

絶対ライブでは聴けないと思っていたので。

ドフォークなメロディと

坂崎さんのハーモニカが良かった。



翌週25日は有明ホールだった。

チケット代には記念品も含まれており

コンサート中に使うとアナウンスがあったので

少し早めに行って受け取りを済ませた。

会場の周りは受け取りを済ませた大勢のファンが

開場まで交流しながらたむろしており

とんでもない混雑だった。

あまりの暑さにワゴンカーでかき氷を買って

ファン集団とは離れた日陰で食べた。


入場に並ぼうと歩いている時に

フォーク村で見かけた

二代目坂崎幸之助の人とすれ違った。

集合写真の撮影をした程度しか

関わりがないので

話しかけることはしなかった。

そういえば夏イベ初日にも、会場へ向かう

長い列の数メートル手前に

ブリトラ伊藤さんがいた。

後ろ姿でもハッキリ分かった。

話しかけようか最後まで悩んでやめた。

私はもう藤岡藤巻関係者じゃないし。


席は最上階のど真ん中だった。

ステージの両脇にモニターはあったが

ステージで照明を使うと光に負けて

かなり見えづらくなった。


アルフィーさんのライブは普段

会場が暗転すると客が一斉に立ち上がり

1曲目からみんなで拳を突き上げるが

50周年では初めて、誰も立たない状態だった。

厳かに3人が登場したのもある。

ライブの構成も普段とは違う。

アコースティックで3人が学生時代に

よくカバーしていた洋楽を

立て続けに3曲披露しながら

当時の思い出話に花を咲かせていた。


50周年セレモニーでは

巨大なケーキが運ばれてきて

会場全体でアルフィーの誕生日をお祝いした。

また、このタイミングで

配られた記念品の開封の指示があり

バリバリと袋を開けてみると

A4サイズのファイルの中から

サインが入った3人の写真と

自分の名前が入った感謝状が

出てきたので驚いた。

だからあれほど

厳重な受け渡しが行われていたのか。

お客さんが開けたタイミングで高見沢さんが

「サインは印刷じゃなくて全部手書きです!」

と言い、会場全体がどよめいた。

なるほど、確かに前の席の人のを覗くと

書かれている箇所や大きさが微妙に違う。

感情が死んでる状態にあっても

コレには流石に感激した。

1万枚サインを書いたことは

翌日ネットニュースにもなっていた。


途中でステージの背景におろされていた

カーテンが開いてオーケストラが登場した。

オケを交えた星空のディスタンスでは

流石に観客も総立ちになった。

ティンパニの迫力が

会場の1番遠いところに座っていた私にまで

ビリビリと届いた。

時の方舟という9分もある曲は

「どうしてもオケと一緒にやりたかった」

と高見沢さんの念願の通り

バンドサウンドとは全く違った印象だった。

確かにこれはオケが入ってこそ

完成する曲だったのかもしれない。

9分の演奏から壮大なエンディングで

曲が終わった後に

会場いっぱいに鳴ったトランペットの

残響がすごかった。


アンコールの2曲目、1番最後に

何故かもう一度この曲をやった。

1回目にやった時に

途中でかなりハウリングしてしまったので

撮影用にやり直したのではないか

とTwitterで考察されていて

なるほど、と思った。

でも「アンコール」の本来の意味としては

同じ曲をもう一度やることは

間違ってないのかも、とも思った。


50周年ライブは、ファンになった時から

絶対参加したいと思っていたし

実際行けて良かったとは思うけれど

夏イベがお客さんが聴きたいセトリだとしたら

50周年はアルフィーさんがやりたいセトリ

だったのだろうと思った。

2回の時の方舟も含めて

全体的になんかちょっと不思議な選曲だった。

それが良い悪いという話ではなく。

同じアーティストのライブを

2週連続で行って

こんなに受ける印象が違うのか

とビックリしたという話。