当たり前の世界 | ペッターの話

ペッターの話

延々と1人でブツブツやってる

著名人が亡くなった途端に

神格化される現象が苦手なのだけど

鳥山明については、それも仕方ないと

思えてしまった。

神様っていうか、私の世代は

鳥山明が存在して当たり前の世界

で生きているので、むしろ

人間だったんだ…

という驚きすらある。

水木しげるが亡くなった時も同じだった。


特別ドラゴンボールオタクな訳じゃないが

幼い頃からドラゴンボールで育てられたので

漫画はボロボロになるまで読み返し

アニメの再放送を毎週欠かさず観て

土日の朝から弟とゲームで対戦をし

幼稚園の男子とドラゴンボールごっこをやって

お風呂場では弟の髪の毛を洗ってやる際に

髪を立ててスーパーサイヤ人、と遊んだ。

当時から今まで使ってるお茶碗も

ドラゴンボールGTの柄だし

実家を出るまで使っていた学習机の

マットの柄もドラゴンボールGTだった。

カメハメ波や舞空術の練習は当然やった。

思い出すとホントにドラゴンボールと共に

子供時代を過ごしている。


それが段々ワンピースになりNARUTOになり

ドラゴンボールからは離れていったけど

これらの作品もドラゴンボールから

影響を受けて描かれたのだと

今回のことで知った。

あと同じ頃からドラゴンクエストにハマって

ひたすらスライムを描いていた。

これも鳥山明だ。

ドラクエのグッズは集めたらキリがないので

我慢しているけれど

使ってるコップはスライムだし

LINEの着せ替えもランダムでドラクエになる。


やっぱり、鳥山明が

存在して当たり前の世界に生きている。



ドクタースランプは、世代的に

ちょっとズレているのであまり知らない。

知らない、といっても

ドラゴンボールやドラクエと比べて

知らないだけであって

アニメも観たことあるし漫画も持っていた。

持ってたというか

我が家にはドクタースランプの

8巻だけがあった。

なので読んだことがあるのは8巻だけだ。


この8巻の入手経路は

詳細なことは忘れたが

かなり幼い頃、母と弟が出かけた先で

「2人に漫画を買ってあげるから

ペッターちゃんの分は選んであげて」

と言われた弟が選んだ本だった気がする。

同じようにタルるートも中途半端な巻だけ

ポツンと持っていたので

混在してる可能性がある。記憶が定かではない。


8巻の内容はペンギン村で

レースが行われる話だった。

前後を全く知らない状態で読んでも

それぞれの工夫を凝らしたマシン紹介は

とてもワクワクした。

足の速さではぶっちぎりのアラレ対策として

ウンチを排出して妨害する、など

頭脳戦も楽しかった。

なんせ1冊しかないので

繰り返し、ボロボロになるまで読んだ。

確かこの巻でレースは

完結しなかったのではないかな…

誰が優勝したのかは記憶にない。


私はこの頃から千兵衛が好きだった。

思い出してみるとドラゴンボールでも

1番好きなのはジャッキー・チュンで

他にも天下一武道会のアナウンサーや

シェン、ムラサキ曹長、レッド総帥

ブリーフ博士、鶴仙人、孫悟飯(爺)

なんかが好きだったので

ホントに好みって変わらないんだな。