祖父が買って挫折したノートパソコンが
目論見通りに私の元へ流れてきた。
喜んで使っていたが
流石に数年経つと熱を持ってしまい
実況動画などをやってる最中に
動作が止まってしまうことが多々あった。
新しいパソコンを買おう。
そう決意したのは21〜2歳の頃だった。
で、弟に相談をしたら
「自分で作れば?」
と言われた。
パソコンを自作するという発想が
そもそもなかったので聞いてみると
弟が使っているのは自作だそうだ。
自分が使う機能だけをつけられるので
とても良いとオススメされた。
難しくないのか、と聞いたら
「プラモデルを作るのと一緒だよ」
なんて言うので
じゃあ作ってくれ、とお願いした。
嫌な顔はされたけど
最終的には承諾してくれた。
いつの間にパソコンの組み立てなんて
勉強したのだろう。
部品選びも弟に頼った。
何も分からないので
オススメされるがままに買った。
私の主な使用用途は映像編集なので
それに適したモノを選んでもらった。
夏の暑い日だったと記憶している。
届いた部品をリビングに並べて
何時間もかけて弟が組み立ててくれた。
最初、画面がどうしてもうつらず
2人で嫌な汗をかいたが
なんとか無事に完成した。
お礼に、弟には後日VITAを買ってあげた。
そうして作ってもらったパソコンも
一昨年くらいに流石に調子が悪くなり
再度弟に相談をした。
メルカリに売ってる中古部品で
良さそうなものを見繕ってくれて
やっぱり言われるがまま買った。
自分でもやれるようにしなきゃ
と思って、弟へ
「部品が揃ったので
時間のある時に教えて下さい」
とLINEをしたのだが
結局自分では無理で
弟に部品取り替えをやってもらった。
今回は弟の技術では不具合が直らず
一旦修理サービスで配線を直してもらった。
弟自身のパソコンは
度々手が加えられて
度々不具合が起きていたような気がする。
いつぞやは
「光ってファンが回るだけの
箱が出来上がった……」
と絶望していて涙が出るほど笑った。
(後日、しっかり直したようだ)
最近も致命的な故障が起きて
OSの再インストールからやる必要があり
面倒くさいと溢していたのを聞いた。
結局修理は断念して
MacBookを買ったようだ。
前回のギターの記事で書いたが
弟のバンドメンバーから
遺作となるレコーディングデータの
救出を依頼された。
デスクトップが壊れていたのは
前述の通り知っていたのだが
万が一デスクトップに残していたら困る
と判断して
特殊清掃でパソコンを処分する直前に
HDDだけ取り除くことにした。
弟から教わったことを思い出しながら
パソコンの蓋を開けて
HDDやSSDのコードを
マザーボードから慎重に抜いて取り除いた。
こんなことで教わった知識を
使うことになるなんて。
次にパソコンが壊れたら
もう直してくれる人がいない。
弟が組み立ててくれたこのパソコンは
大事に使わなくては。