「いつメン」つまり
「いつものメンバー」
という響きにちょっと憧れた。
昔っから人間関係が長続きしないし
続いても細々と
年に1回会うかなくらいの関係で
それはそれで良いものだが
「いつメンで飲み会!」
とかいうの、すごく羨ましい。
そんな私、一昨日なんと
「いつメンの飲み会」
があった。
いつの間に「いつメン」になったのか
分からないんだけど
いつの間にか「いつメン」になってて
そこに私もカウントされていた
ということが実はちょっと嬉しくて。
いつメンというと大抵は
地元の仲間を指すような気がする。
学生時代の友人などというのは
付き合いも長く気心も知れてるし
変に気を遣わなくて良いから
一緒にいて楽しいんだろう。
残念ながら、私の学生時代の友人に
そのような人物はいないのだけど。
友達はいるけどたまにしか会わないので
毎回ちょっと緊張する。
私のいつメンは、10月に退職した
会社の元同僚たち。
まずいつも飲み会を企画してくれる課長。
私のブログで度々登場している
元上司Aさんと同い年なので
来年50歳になるハズだが
ゲームが趣味で音楽も好きで
共通の話題でよく盛り上がった。
在職時には仕事でも大変お世話になり
一向に引継ぎが進まない私の状況を見て
引継ぎ先を割り振ってくれたのも課長。
働いてる事務所も違うし
仕事では殆ど関わりが無かったけど
大変仲良くしてくれたし世話になった。
それから、年下だけど先輩の男の子。
年齢は確か弟よりも下だが
高校卒業してすぐ入社しているので
8年働いたそうだ。
過去形なのは、彼も私が辞めてすぐに
退職して現在有休消化中だから。
彼もゲームが好きなので
課長と3人で9月にゲームショウへ行った。
最初に在籍していた事務所で一緒になり
なかなか報告書の配信や郵送物の準備を
やらない彼の面倒を見るのが
私の仕事だったので
「ペッターさんには頭上がらないっす」
と言ってくれる。私のが後輩なのに。
それからもう1人、愉快なおじさん。
彼は私よりも2~3年遅れて入社してきたが
課長の1つ上なので今50歳だった気がする。
やっぱりゲームが好きで音楽が趣味で
更に私が辞める直前になって
落語が好きだということが発覚した。
仕事で電話をかけてくる度に笑わせてくれて
飲み会でも毎回爆笑させてくれるので
彼がいる飲み会は滅茶苦茶楽しい。
それでいて、遥か年下の私や男の子が
ちょっとからかっても決して怒らずに
笑いに変えてくれる度量の広さがすごい。
で、私。
この4人がいつメン。
全然そう思っていなかったのだが
一昨日、久しぶりに飲み会の誘いがあり
「誰が来るんですか?」
と課長に聞いたら
「いつメンです」
と言われた。あっ、そうだったんだ!
ここに元上司Aさんが加わる時もある。
Aさんはお子さんもいらっしゃるし
仕事も忙しそうだから毎回は来ない。
それでも随分変わった組み合わせだ。
男3人、女1人なのも
歳の差が20歳以上離れているのも。
もっと言うと私は酒が飲めないし。
もちろん仕事の付き合いだから
最低限の気遣いはするが
遠慮せず思いきり笑える
数少ない場でもある。
そこに私を交ぜてもらえるのが本当に有難い。
そもそも、この4人で飲むようになったのは
ゴールデンウィークが明けた頃だった。
私も転職に向けて動き出した頃
時期を同じくしてAさんが他の3人を
自分が勤める会社へ引き抜こうとした。
で、3人とも面接を受けて
男の子は12月から入社するし
課長はまだ未定だけど
とりあえず2月に退職が決まった。
愉快なおじさんは諸々の事情があり
残ることになった。
そんな中、私もまったく別の理由で
辞めようとしていたので
「転職の相談ができる飲み会」
として4人で度々集まって飲んでいたら
いつの間にか「いつメン」になったみたい。
まだ前の会社に残っている
課長と愉快なおじさんの話を聞いてると
完全に崩壊しつつある。
私のポジションに異動してきた人は
私以上に仕事をやらないので
事務関係も上手くいってないし
現場も男の子が辞めて人手がギリギリの中
今回課長の退職も決まったので
大混乱に陥ってるようだ。
そもそも、今年の頭に元上司が辞めてから
10月に私と男の子も辞めたが
新入社員は1人も入っていない。
そして自分で言うのもなんだけど
今年辞めた3人は5年以上働いていて
中心を担っていた人ばかりだったから
新人が入ったところで補える穴じゃない。
それでも社長はまだ
尻に火がついていることに
気付いていないようで
今回課長が退職願を出してようやく
事態のヤバさに気付き始めたらしい。
まさにタイタニック号のように
沈んでいく会社に
1人残された愉快なおじさんは
笑いに変えながらも地獄の状況を嘆いた。
次は年明けくらいには会えるだろうか。
その時には元上司Aさんも呼んで欲しい。
課長の退職が目前にせまって
てんやわんやになっている前の会社の話を
いつメンで聞ける日が楽しみだ。