トレーディングカード | ペッターの話

ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

昔からカード収集が趣味だった。

最初に買ってもらったのは

ポケモンカードだった気がする。

袋を開けるときの

何が出るかわからないワクワク感。

キラキラと輝くカードが

出た時のうれしさ。

 

母に100均でトレカを収納できる

ファイルを買ってもらって

同じ種類でまとめたり

アイウエオ順に並べたりして

キチッと整理された状態を

眺めている時間が好きだった。

 

ワンピースのトレカは

家族全員で集めていた記憶がある。

親が買えば私たちも買ってもらえる。

それぞれが自分の

収納ファイルを持っていたが

カードが増えるたびに順番を

こまめに入れ替えていたのは

私だけだった気がする。

 

デジモンカードと遊戯王は

全部友達からもらった。

遊戯王といえば対戦だが

私は基本的なルールしか知らず

一度も対戦をしたことがない。

将棋で例えるなら

駒の動かし方だけ知ってる程度。

 

大きくなっても収集は続く。

NARUTO、BLEACH、Dグレといった

当時流行っていたアニメのトレカ。

1番集めたのは、うえきの法則。

ずっと貯めていた数年分のお年玉を

全部使い切って集めた。

コンプリートまではいかないが

8割以上は集まっていると思う。

カードが増えるたびに

100均で収納ファイルを購入し

順番に並べるのが楽しい。

 

大学生の頃、古本市場という店舗で

アルバイトをしていた。

簡単に言うとブックオフのような

販売だけじゃなく買取も行うお店。

ゲームや漫画、CD、DVDに加えて

トレーディングカードも扱っていた。

 

大抵、バイトしにくるのは

ゲーム好き、漫画好きが多いので

トレカに詳しい人は少なかった。

突然、何故かトレカ強化店に選ばれて

売り場や販売に力を入れることになった。

 

そこで白羽の矢が立ったのが私。

 

深い知識は無いものの

トレカ業務に抵抗が全くなく

レアリティごとに分けて

同じ種類でまとめて並べる

といった作業が

誰よりも早かったのが選ばれた理由。

そりゃそうだ、ずっとやってたのだから。

 

トレカ担当に任命された私は

関連する様々な業務を任された。

3ヵ月に一度の棚卸も

バイトでは私だけ手伝わされた。

途中で休憩1時間を挟んで

8時間延々とトレカのバーコードを

スキャンするだけの仕事は

流石の私も気が狂うかと思った。

 

でも、私がやっていることが

ハッキリと売上として数字に表れ

他のトレカを扱っている店舗から

頭1つ飛びぬけている、と

店長が実際の売上データを見せながら

褒めてくれたのは嬉しかった。

売り場展開の提案も

ある程度受け入れてもらえたし

自分からトレカの情報を収集したり

別店舗に偵察へ行ったりして

積極的に業務に関わるようになった。

 

まさか幼少のころからの

トレカ収集の趣味が

こんなところで役に立つとは。

多分、天職なんだろうなぁ、なんて

ぼんやりと思いながら働いた。

 

数年前に集めるのをやめた。

あまりに物が増え過ぎた。

トレカだってチリも積もれば山になる。

収納ファイルがクローゼットに

テトリスのように積まれている。

 

トレカ収集はそろそろ卒業かな。

そう思っていた矢先に

アルフィーさんに出会ってしまった。

彼ら、何故かツアーグッズのお菓子に

トレカを封入する文化がある。

 

そんなの、集めちゃうだろ・・・。

 

 

もちろん全部ファイリングしてある。